• 36カ国から55チームが参加し、ドライバーとコ・ドライバーで構成され、5日間で5ステージ、総走行距離1,600kmを走破する。

サーレハ・ファリード

ヘイル (サウジアラビア): アル・ウラー、ヤンブー、アブドゥラー国王経済都市を通過する、5日間のレースが行われる。

ヘイル州知事のアブドルアジーズ・ビン・サード王子は、アル・マグワフ遊園地から始まったオープニング・ステージのスタート地点で選手たちに旗を振り、国際レベルのナビゲーション・ラリーを正式にスタートさせた。

36カ国から集まった55チームの選手たちは、それぞれドライバーと副ドライバーで構成され、金曜日にKAECでフィニッシュラインを通過するまでに、5つのステージ、総走行距離1,600kmに挑む。

アブドル・ラティフ・ジャミール・モータースのマーケティング・コミュニケーション担当マネージング・ディレクターであるムニール・コーヤ氏は、月曜日のイベントでアラブニュースに語った： 「私たちは皆、挑戦の準備ができています。2022年の初開催以来、ラリー・ジャミールの重要性は参加者と共に高まってきました」

「サウジアラビア王国とこの地域で初めての女性のためのモータースポーツイベントでした。それ以来、ラリーはモータースポーツ・カレンダーの中に位置を占め、地元、地域、そして国際的にラリーの人気が高まったことで、国際的な関心と公式な注目を集めるようになりました」

「今日、36カ国から100人を超える参加者があり、私たちの予想を上回っています。さらに重要なことは、女性に力を与えるというサウジアラビアのビジョンを支援することを目的とした我々の努力の感動的な証です」

月曜の朝、必須の車両チェックを通過した後、有力選手の何人かがスタート前にメディアの取材に応じた。

「他の女性ドライバーたちとこの経験を繰り返せることにとても興奮しています」と、以前このイベントに出場したことのあるサウジアラビアのドライバー、マハ・アル＝ハマリ氏はアラブニュースに語った。「ジャミール・モーター・スポーツのサポートに本当に感謝していますし、このラリーを楽しみ、今回は優勝を目指すことに集中しています」

彼女の副ドライバーであるアメリカ出身のエレノア・コーカー氏も、「できることはすべてやりました。下調べもしたし、これまでの経験も振り返りました。世界中から素晴らしい女性ドライバーが参戦していますが、私たちはそれを楽しんできます」

ラリー初参加のファウジア・バクシャブ氏は、特に副ドライバーとともに世界最高峰のドライバーたちに挑むのだから、厳しい挑戦になると予想している。

「準備はできていると思うし、上位入賞を楽しみにしている」と彼女は語った。

彼女の副ドライバーであるドイツ出身のカルハイネ・テイ・ペリー氏は、自分たちにはタイトルを狙えるだけのドライビングとナビゲーションのスキルがあると確信していると語った。

ラリー・ジャミールは、FIAの女性モータースポーツ委員会とサウジアラビア自動車・オートバイ連盟の支援を受けて開催される。