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F1日本GP開催地、開催日変更と円安による外国人ファンの増加に期待

テクニカルなカーブと高速ストレートがドライバーに人気の鈴鹿サーキットでのレースは、海外からの来場者の増加もあり、昨年は約20年ぶりの大観衆を集めた。(ファイル写真)
テクニカルなカーブと高速ストレートがドライバーに人気の鈴鹿サーキットでのレースは、海外からの来場者の増加もあり、昨年は約20年ぶりの大観衆を集めた。(ファイル写真)
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04 Apr 2024 01:04:21 GMT9
04 Apr 2024 01:04:21 GMT9

鈴鹿:今週開催されるF1日本グランプリの主催者は、観光シーズンへの開催日変更と通貨安によって、従来は主に国内の観客を集めてきたこのイベントに、より多くの外国人観客が訪れることを期待している。

F1レースは、台風シーズンで過去には大雨が観戦に支障をきたしていた、例年の秋開催から変更され、世界的に有名な『桜』の開花のピークと重なる4月5日から7日に変更された。

現在、対米ドルで数十年ぶりの安値にある日本の円安も、COVID-19パンデミック時に課された厳しい渡航規制を受けた観光客の回復を後押ししている。

テクニカルなカーブと高速ストレートがドライバーに人気の鈴鹿サーキットでのレースは、海外からの観光客の増加もあり、昨年は約20年ぶりの大観衆を集めた。

ホンダモビリティランドが運営する鈴鹿サーキットの小田栄次郎総支配人は、「さらなる円安と桜で、海外からのファンの数が昨年と同じか、それ以上になることを期待しています」と語った。

同社によれば、昨年の外国人観光客向けチケット販売数は推定4万枚で、パンデミック直前の4倍に急増したという。

国際的なプロモーションのため、サーキットは初めてソーシャルメディアに英語のコンテンツを投稿し、旅行や観光のヒントを提供し始めた。

F1ファンがシャトルバスでサーキットに向かう白子駅前でおでん屋を営むMasumi Watabiさん(49)は、外国人ファンの増加が続くことを願っているという。

「昨年は、海外からのお客さんが爆発的に増えました。今年は、日本が最も美しい春に、多くの海外からのお客さんが来てくれることを願っています」と語った。

昨年の日曜日のレース当日は、客の80%が外国人だったという。

ロシア人のAleksandr Kriukovさん(42歳)も、今年鈴鹿を訪れる外国人F1ファンのひとりだ。

「桜も見たいし、鈴鹿も見たい。春は最高の季節です」と、東京で開催された「F1Tokyo Festival」で語った。

ロイター

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