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中国威圧に「連帯」=自民・萩生田氏、台湾総統と会談

蔡氏は会談で「台湾と日本が強固なパートナーとして協力し、地域の平和と繁栄に貢献することを期待する」と表明。(AFP)
蔡氏は会談で「台湾と日本が強固なパートナーとして協力し、地域の平和と繁栄に貢献することを期待する」と表明。(AFP)
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11 Oct 2023 08:10:04 GMT9
11 Oct 2023 08:10:04 GMT9

台北: 自民党の萩生田光一政調会長は11日、台湾の蔡英文総統と台北市の総統府で会談し、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、経済的威圧に連帯して対処することで一致した。半導体の安定供給を実現するため、日台間の協力を強化することも確認した。

蔡氏は会談で「台湾と日本が強固なパートナーとして協力し、地域の平和と繁栄に貢献することを期待する」と表明。萩生田氏は「台湾は極めて重要なパートナーであり、大切な友人だ。自民党として協力と交流のさらなる深化を図っていきたい」と語った。 

萩生田氏は昨年12月の訪台時にも蔡氏と会談している。

会談に先立ち、萩生田氏は台湾南部の高雄市にある義守大学で講演。東アジアの安全保障環境悪化に関し、「現実に見合うだけの防衛力の抜本強化を一気に進めていく」と表明した。中国に対しては「軍事的な緊張を高める行動は差し控えるべきだ」と強調した。

東京電力福島第1原発の処理水放出を受けた中国の日本産水産物禁輸も取り上げ、即時撤廃を主張。かつて中国が台湾のパイナップルなどを輸入停止したことに触れ、「威圧的行動は決して許さない」と訴えた。

時事通信

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