東京:上川陽子外務大臣は、17日のニューヨーク時間に国連安全保障理事会で、ロシアがガザ地区の停戦を求める決議案を拒否したことに対する批判について、「理事会メンバー間での十分な議論がなされずに急遽提出されたため、日本はそのバランスの欠如のために反対した」と説明し、その非難を退けた。
一方、大臣は、ガザ地区の人道的状況を考慮し、18日の夜に採択されたブラジルの決議案に賛成票を投じたことを強調した。
上川大臣は、アラビアニュース・ジャパンからの質問に答えて、地域の状況が刻々と変わっていることを考慮に入れ、「日本は国際社会と連携し、状況ができるだけ早く収束するよう積極的な努力を続ける」と述べた。
上川大臣は、ガザ地区の安定の重要性を強調し、日本にエネルギー資源をもたらす海上航路がそこにあるため、状況の緊張を緩和するために対話を維持する必要があると述べた。