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日本の財務副大臣が納税スキャンダルで辞任へ

国債および金融政策を担当する神田憲次副財務相は記者団に対し、この問題で国会の審議を混乱させることのないよう辞任したと語った。(AFP)
国債および金融政策を担当する神田憲次副財務相は記者団に対し、この問題で国会の審議を混乱させることのないよう辞任したと語った。(AFP)
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13 Nov 2023 07:11:44 GMT9
13 Nov 2023 07:11:44 GMT9

東京:日本の財務副大臣が13日、税金の滞納を暴露されて辞任した。このニュースは、世論調査で支持率が低迷している岸田文雄首相にとって新たな打撃となった。

国債および金融政策を担当する神田憲次副財務相は記者団に対し、この問題で国会の審議を混乱させることのないよう辞任したと語った。

国会では近く、政府による経済対策の財源とする13兆1000億円(863億4000万ドル)の補正予算を審議する。

税理士でもある神田氏が所有する個人会社は繰り返し納税を怠り、その社屋は当局から4度にわたり差押を受けていた。この問題は、「週刊文春」が先週初めて報じた。

神田氏は、この報道が事実であると認めている。

低迷していた支持率回復のために岸田首相が内閣改造を行って以来、ほんの2か月の間に閣僚のポストを去るのは神田氏で3人目となる。

松野博一内閣官房長官は3人の辞任について、「政府は一連の辞任を非常に重く受け止めており、国民の信頼を回復するために差し迫った課題に全力で取り組んでまいります」と述べた。

調査では、首相は急降下する支持率を好転できないままであることが分かっている。

放送局FNNによる最新の世論調査は、岸田内閣の支持率が先月から7.8ポイント低下し、過去最低の27.8%に落ち込んだことを明らかにした。

さまざまな世論調査において、回答者は政府の経済対策や景気刺激策に感心していないと答えている。対策に盛り込まれたのは、年間所得税などで一人当たり4万円の減税や、低所得世帯への7万円の給付などである。

ロイター

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