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日本の旅客機、男性が客室乗務員に噛みつき引き返し

全日空によると、この事件を受けて乗客159人を乗せた旅客機のパイロットは、太平洋上空で同機を羽田空港へと引き返させ、男性は警察に引き渡されたという。(AFP)
全日空によると、この事件を受けて乗客159人を乗せた旅客機のパイロットは、太平洋上空で同機を羽田空港へと引き返させ、男性は警察に引き渡されたという。(AFP)
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17 Jan 2024 07:01:36 GMT9
17 Jan 2024 07:01:36 GMT9

東京:米国に向かっていた全日空機は、飛行中に酒に酔った乗客が客室乗務員に噛みついたため、東京に引き返さなければならなかったと、この日本の航空会社が水曜日に発表した。

全日空の広報担当者がAFPに語ったところによると、この乗客は米国人とみられる55歳の男性で、「泥酔」状態で乗務員の腕に噛みつき、乗務員は軽傷を負ったという。

全日空によると、この事件を受けて乗客159人を乗せた旅客機のパイロットは、太平洋上空で同機を羽田空港へと引き返させ、男性は警察に引き渡されたという。

日本の放送局TBSは、この乗客が自分の行動を「全く覚えていない」と捜査員に話していると報じた。

この事件について、ソーシャルメディアユーザーの中には、大げさに驚いて「ゾンビ映画の始まり」に喩える者もいた。

今年に入ってからわずか2週間余りで、ほかに4件の事故が見出しを飾ったと、日本の航空業界で相次ぐ災難を嘆く人もいた。

1月2日に羽田空港で発生した、日本航空機と海上保安庁の小型機とのあわや大惨事という衝突事故が最も深刻であった。

日本航空のエアバス機に搭乗していた379人は、機体が炎に包まれる直前に全員脱出した。

能登半島地震の救援活動に参加していた小型機に乗っていた6人のうち5人が亡くなった。

そして火曜日には、北海道の空港で地上走行中の大韓航空機の翼の先端が、乗客のいないキャセイパシフィック機にぶつかった。

大韓航空はこの事故について、「大雪によりサードパーティのグランドハンドリング車両がスリップ」したことにより発生したが、負傷者はいなかったと発表した。

日曜日にも、全日空機がシカゴ空港でデルタ航空機と「接触」するという、似たような事故が発生したが、この日本の航空会社はAFPに対し、こちらも負傷者は出なかったと伝えた。

土曜日には、別の全日空機(ボーイング737-800型機)のコックピットの窓に亀裂が見つかり、同機は引き返しを余儀なくされたと報じられている。

セントラル・クイーンズランド大学の航空専門家ダグ・ドルーリー氏は、多くの空港が本来の目的よりも大型の航空機を扱っているため、「翼の接触」事故は「実際に起きている」とAFP語った。

「高い高度では気温がかなり極端であり、窓のひび割れ事故はその加熱システムの故障によって発生した可能性がある。決して珍しいことではなく、私のキャリア中にも起こった」と同氏は付け加えた。

AFP

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