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日本、感染拡大に伴う米国の渡航中止勧告は五輪選手に影響なし

加藤官房長官は「五輪を実現するとの日本政府の決意を支持する米国の立場に何ら変更はない」と述べた。(AFP)
加藤官房長官は「五輪を実現するとの日本政府の決意を支持する米国の立場に何ら変更はない」と述べた。(AFP)
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25 May 2021 06:05:42 GMT9
25 May 2021 06:05:42 GMT9

東京:火曜日、米国が日本への渡航中止を勧告したことを受け、日本政府は延期中の東京五輪に参加する選手に影響はないと述べた。

米国は日本の新型コロナウイルスの感染拡大に言及した。ワクチンの接種を終えた人でも感染する可能性がある変異株が原因と見ている。米国民の日本への渡航は禁止されていないが、勧告は保険料を左右し、五輪選手などの大会参加に影響を及ぼす可能性がある。大会は7月23日に開幕する。

日本の都市部の大半が緊急事態宣言下にあり、6月中旬まで解除されないと見られている。重篤な感染者の増加によって国内の医療体制が圧迫されているためだ。医療機関のひっ迫が続き、ワクチン接種者が増えない中で、数万人の五輪参加者を適切に迎えられるのかが懸念されている。

加藤勝信官房長官は火曜日の定例会見で、米国の勧告は日本への必要な渡航を妨げるものではないとし、東京の五輪開催に向けた努力を支持する米国の立場に変わりはないと考えていると述べた。

加藤官房長官は「五輪を実現するとの日本政府の決意を支持する米国の立場に何ら変更はない」と言い、今回の判断と米国からの選手団派遣は関連していないとの説明をワシントンから受けていると話した。

米国オリンピック・パラリンピック委員会は、米国選手団が安全に大会に参加できると確信していると述べた。

海外からの観客受け入れの見送りは数か月前に決定しているものの、なお世界中から選手とその家族、役員、関係者などの大集団が入国する。日本の世論調査では、ワクチン接種が進まない中、安全面の懸念から五輪開催に否定的な意見が多数を占めている。

アトランタのアメリカ疾病予防管理センターは「現在の日本の状況では、ワクチンの接種を終えた旅行者でも変異株に感染し、広めるリスクがあるため、あらゆる渡航を避けるべきだ」と発表した。

国務省はより率直に「新型コロナウイルスの感染拡大のため、日本に渡航してはならない」と勧告している。

AP

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