アラブニュース・ジャパン
東京 : 日本政府はアフガニスタンを在留邦人の「退避勧告」を求める最も高い危険レベル4とし、首都カブールの日本大使館職員を国外に退避させることを明らかにした。
以前は「渡航中止勧告」のレベル3だった。
外務省が発表した勧告は、カブールに駐在する「出国できない」日本人に対し最大限の注意を呼びかけるとともに、関係政府機関を通じて安全対策をとるよう求めた。同省はまた、アフガニスタンの首都以外の日本人にも、直ちに出国することやアフガニスタン国内の旅行を取りやめるよう求めた。
外務省は、アフガニスタンの状況について「テロや対立勢力の衝突の可能性があり、流動的で予測不可能だ」と明らかにした。
共同通信は、日本政府が外交官を含むカブール駐在の大使館職員を国外へ退避させると報じた。
「アフガニスタン情勢は緊迫化している。米国や欧州諸国と協力して情報を収集している」と東京の外務省関係者は共同通信に話した。