Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • 日本とマレーシアがロシアのウクライナ武力侵略について協議

日本とマレーシアがロシアのウクライナ武力侵略について協議

Short Url:
22 Apr 2022 09:04:44 GMT9
22 Apr 2022 09:04:44 GMT9
  • 日本の首相とマレーシアの首相は緊密な連携で合意

アラブニュース・ジャパン

日本の岸田文雄首相が最近、マレーシアの首相イスマイル・サブリ・ビン・ヤアコブ閣下と電話による首脳会談を行い、ロシアのウクライナに対する武力侵略について協議した。また、力による一方的な現状変更の試みに反対することも表明した。

岸田首相は、ロシアのウクライナに対する武力侵略は明らかな国際法違反であり、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為であるとし、武力による一方的な現状変更の試みに反対すると述べた。

これに対し、イスマイル・サブリ首相は、マレーシアはウクライナにおける紛争の激化を深刻に懸念しており、さらなる悪化を防ぐため、平和的解決に向けたあらゆる努力を加速しなければならないと述べた。また、マレーシアはいかなる国の侵略行為にも反対しており、関連する国連総会決議に賛成票を投じたことを伝えた。

両首脳は、今後も緊密に連携していくことを確認した。

岸田首相は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化が一層重要性を増すようになっており、「自由で開かれたインド太平洋戦略」と「インド太平洋地域に関するASEANアウトルック」の実現に向け、協力を強化したいという考えを表明した。

これに対し、イスマイル・サブリ首相は、日本との協力関係を引き続き重視する旨を伝えた。

両首脳は、東南両シナ海、北朝鮮、ミャンマーなどの地域問題や、「核兵器のない世界」などの地球規模の問題についても意見交換し、引き続き緊密に連携していくことで一致した。

また、両首脳は、今年の国交樹立65周年と、ルックイースト政策40周年を機に、二国間関係をさらに強化することでも合意した。

特に人気
オススメ

return to top