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イエメン外相が日本の外務副大臣と会談 フーシ派に圧力を掛けるよう要請

日本の小田原潔外務副大臣(左)とイエメンのビン・ムバラク外相(右)が会談。(SABA)
日本の小田原潔外務副大臣(左)とイエメンのビン・ムバラク外相(右)が会談。(SABA)
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19 May 2022 08:05:57 GMT9
19 May 2022 08:05:57 GMT9

アラブニュース・ジャパン

日本の小田原潔外務副大臣は18日、イエメンのアハメド・ビン・ムバラク外相と会談し、両国の二国間関係を強化する方法について意見交換を行った。

会談の中でムバラク氏は、日本とイエメンの「良好で歴史的な」二国間関係を称賛した。両国の関係は政治・経済・開発など、さまざまな分野に及んでいる。

同氏はまた、イエメンでの人道的対応および和平プロセスの支援を目的とした努力に対する日本の長期的支援に対し、イエメン政府からの感謝の意を伝えた。

ムバラク氏は二国間関係の強さと、大統領指導者会議への日本の支援を称賛した。同会議は懸命に努力し、停戦協定締結に成功するためにイエメン政府が行った譲歩に関して、国連が主導する和平プロセスを実行する役割を遂行することを通じて、イエメン危機の包括的政治解決に達し、同国に平和をもたらそうとしている、と同氏は強調した。

同氏が繰り返したのは、停戦し、イエメン危機の政治解決の達成を促進してイエメン国民の願望に応えるという、休戦中のイエメン政府の誓約だった。同氏が日本と国際社会に求めたのは、7年に及ぶイエメン第3の都市タイズの包囲を解除することで停戦協定の実行を完了するよう武装勢力フーシ派に圧力を掛けることだった。ムバラク氏はまた、ホデイダ港から輸出する石油からの収入を公共部門の給与支払いに充てる必要性を訴えた。

世界が直面している食糧危機は、イエメンの既存の食糧安全保障問題を悪化させ、イエメンは「かつてないほど飢餓寸前にまで追い込まれる恐れがある」とムバラク氏は付け加えた。同氏は食糧安保を強化するため、食料品の提供、特に小麦の輸入を通じた支援を行うよう日本に呼び掛けた。

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