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ＪＯＣ、札幌市長の意向に理解＝冬季五輪招致

山下氏は９日投開票の札幌市長選の結果について「市民の多くが（五輪への）懸念と不安を持っていることもはっきりした」との認識を表明。(AFP)
山下氏は９日投開票の札幌市長選の結果について「市民の多くが（五輪への）懸念と不安を持っていることもはっきりした」との認識を表明。(AFP)
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11 Apr 2023 02:04:06 GMT9
11 Apr 2023 02:04:06 GMT9

日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の山下泰裕会長は１０日、札幌市の秋元克広市長が冬季五輪・パラリンピック招致について、２０３４年以降の大会も視野に入れる意向を示したことに理解を示した。東京都内で取材に応じ「われわれが考えていることは（秋元氏と）ほぼ同じ」と述べた。今後、同市と協議する方針。　

山下氏は９日投開票の札幌市長選の結果について「市民の多くが（五輪への）懸念と不安を持っていることもはっきりした」との認識を表明。「市民の理解を得ないで（３０年招致の活動を）進めていくことは現実的に困難」と語った。

山下氏は一方、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）との協議も当初から３０年大会に限定していないとした上で、「札幌市側もわれわれも、冬季五輪開催という思いは全く変わっていない」と強調した。

時事通信

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