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北朝鮮、米国がUNESCOに再復帰するのを非難

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30 Jun 2023 05:06:00 GMT9
30 Jun 2023 05:06:00 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:北朝鮮のUNESCO(国際連合教育科学文化機関)常設代表部は、6月27日に発表した報告書で、米国が国際連合機関との間で「忌まわしい歴史」を持つと非難した。米国は最近、過去に2度脱退したUNESCOに再加盟することを決定した。最後の脱退は2018年で、以前にも2011年にUNESCOがパレスチナを正式な加盟国として受け入れた際に会費の支払いを停止している。

北朝鮮は、「米国はUNESCOだけでなく、世界保健機関(WHO)や国連人権理事会、多くの二国間および多国間の合意や国際協定からも撤退したという忌まわしい歴史を持っている」と指摘した。「これは、米国が国際社会の合意を反映した国際法を気にしない法のない国であるためだ」

北朝鮮は、米国が自己の利益を主張し、再加盟の動機は地政学的な策略と中国の影響力に対抗するためだと非難した。

「これは、教育、科学、文化の分野での国際協力と促進を推進するためではなく、国際機関を派閥の対立や覇権戦略の実現の窓口として濫用するためだ」と北朝鮮は述べた。

「米国はUNESCOを侮辱してはならない。UNESCOは平和への愛と公正な知的文化的発展を人々に植え付けるための権威ある国際機関である。正義、真実、平和、文明を求める国際社会は、派閥の闘争やイデオロギーの衝突、集団化が原因で組織が混乱する様子を見過ごしてはならない」と述べている。

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