松野博一官房長官は2日の記者会見で、軍事クーデターの起きた西アフリカ・ニジェールの在留邦人は確認できた範囲で約10人に上り、その全員と連絡が取れているとした上で、「安全確保のため必要な支援を行っている」と述べた。同国の首都ニアメーに滞在していた邦人2人と外国籍の家族1人が1日、フランスの手配した航空機でパリに退避したことも明らかにした。
松野氏はまた、1日にニアメーの危険情報をレベル2(不要不急の渡航自粛)からレベル3(渡航中止勧告)に引き上げたと説明した。
時事通信