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イスラエル、ハマスが人質取引案を拒否したと発表

ハマスは13日、ガザ地区におけるイスラエルとの停戦案について、エジプトとカタールの調停者に回答を提出し、「恒久的な停戦」を主張したと述べた。(ロイター)
ハマスは13日、ガザ地区におけるイスラエルとの停戦案について、エジプトとカタールの調停者に回答を提出し、「恒久的な停戦」を主張したと述べた。(ロイター)
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14 Apr 2024 05:04:15 GMT9
14 Apr 2024 05:04:15 GMT9
  • 休戦協議は4月7日にカイロで開始されたが、米国、カタール、エジプトの仲介者が提示した提案では、今のところ打開策は得られていない。

ガザ: ベンヤミン・ネタニヤフ首相官邸は声明で、ハマスがイスラエルの人質返還に向けた最新の取引提案を拒否し、イスラエルはガザにおける目的を「全力で」追求し続けると発表した。

声明は、提案の拒否は、ガザ地区ハマス指導者トップ、ヤヒヤ・シンワル氏が取引を望んでおらず、イランとの緊張を利用し、地域の紛争を悪化させようとしている、と非難した。

ハマスは13日、ガザ地区でのイスラエルとの停戦案について、エジプトとカタールの調停者に回答を提出し、「恒久的停戦 」を主張したと述べた。

休戦協議は4月7日にカイロで始まったが、アメリカ、カタール、エジプトの調停者が提示した提案では、今のところ何の進展もない。

ハマスは声明で「恒久的な停戦、占領軍のガザ地区全体からの撤退、避難民の居住地域と帰還、救援と援助の受け入れの強化、復興の開始」を含む「要求の堅持を再確認する」と述べた。

ハマス側はまた「両当事者間で、真剣かつ現実的な人質交換取引を締結する用意がある」と述べた。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、恒久的な停戦に反対し、ラファに地上軍を派遣すると宣言した。

ネタニヤフ首相官邸は13日、「拉致被害者の解放を妨げているのはハマスだけであり、イスラエル側のいかなる要因でもない」と述べ「ハマスが要求しているのは、戦争の終結とガザ地区からのイスラエル軍の完全撤退である。政府と軍は、これらの根拠のない要求に反対することで一致している。ハマスは今日に至るまで、いかなる取引も、いかなる妥協案も拒否している」と続けた。

ロイター – AFP News

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