• イスラエルは、ゴラン、ネヴァティム、ディモナ、エイラートの住民を報復に備え待機させる

ドバイ：イランのイスラム革命防衛隊は、13日にイスラエルに向けて数十機のドローンとミサイルを発射したと発表した。

以下は、公式声明とソーシャルメディアへの投稿による報復への反応である。

イスラエル首相 ベンヤミン・ネタニヤフ

「ここ数年、特にここ数週間、イスラエルはイランによる直接攻撃に備えてきました。われわれの防衛システムは配備されており、防衛面でも攻撃面でも、あらゆるシナリオに備えています。イスラエルは強いです。イスラエル国防軍は強いです。そして、国民も強いです」

「米国が、イスラエルに寄り添ってくれていることに感謝しています。我々に危害を加える者は誰であれ、報復するという明確な原則を決定しました。いかなる脅威からも自らを守り、断固とした態度でそれを行います」

イランの国連代表団

「イランの軍事行動は、シオニスト政権がダマスカスにあるわが国の外交施設に侵攻したことに対するものです。この問題は終結したとみなすことができる」

「しかし、イスラエル政権が再び過ちを犯すようなことがあれば、イランの対応はかなり厳しくなるでしょう。これは、イランと悪党イスラエル政権との間の紛争であり、米国は『関わるな！』」

ジョー・バイデン米大統領

「イスラエルに対する、イランの報復に関する最新情報を得るため、国家安全保障チームと会談したばかりです。イランとその武装勢力からの脅威に関し、イスラエルの安全保障に対する我々の支援は揺るぎないものです」

マイク・ジョンソン下院議長

「イスラエルが、イランからのこの悪質な報復に直面している今、アメリカは重要な同盟国とともに立ち上がるという決意を示さなければならないでしょう。イスラエルは孤独ではないと保証しなければならないでしょう」

アントニオ・グテーレス国連事務総長

「イランがイスラエルに仕掛けた大規模な報復による、懸念される深刻な地域情勢の悪化を強く非難します。敵対行為の即時停止を求めます」

「私は、地域全体の情勢に壊滅的な悪化をもたらす、非常に現実的な危険性について、深く憂慮しています。中東の複数の前線で、大規模な軍事衝突につながりかねない行動を避けるため、すべての当事者に最大限の自制を求めます」

「この地域も世界も、再び戦争を起こす余裕はないことを繰り返し強調してきました」

リシ・スナック英首相

「イラン政権のイスラエルに対する無謀な報復を、非情に強く非難します。これらの報復は、緊張を煽り、地域を不安定化させる危険があります。イランは、自国の裏庭に混乱の種をまくつもりであることを再び示しました」

「英国は、イスラエルの安全保障と、ヨルダンやイラクを含む、すべての地域の同盟国の安全保障のために立ち上がり続けます。同盟国とともに、事態を安定させ、さらなる情勢の悪化を防ぐために緊急に取り組んでいます。これ以上の流血は誰も望んでいません」

ジャスティン・トルドー カナダ首相

「カナダは、イランのイスラエルに対する報復を明確に非難します。我々はイスラエルとともにあります。ハマスの10月7日の残忍な攻撃を支援した後、イラン政権の直近の行動は、地域をさらに不安定化させ、恒久的な平和をより困難にするでしょう」

「これらの報復は、イラン政権が地域の平和と安定を軽視していることを改めて示しています。自国と国民を守るイスラエルの権利を支持します」

アンナレーナ・ベアボック独外相

「イランはイスラエルに向けてドローンとミサイルを発射しました。地域全体を混乱に陥れかねない、現在進行中の報復を強く非難します。イランとその代理武装勢力は直ちにこれを止めなければならない。イスラエルは現在、全面的な連帯を申し出ています」

シュテフェン・ザイベルト駐イスラエルドイツ大使

「ドイツの連帯は、イランがこの前代未聞の、無慈悲な報復で恐怖を与えている、すべてのイスラエル国民とともにあります： ユダヤ人、アラブ人、キリスト教徒、ネゲブのベドウィン、ゴランのドルーズ派。彼らがみな安全でありますように」

ステファン・セジュルネ仏外相

「フランスは、イランによるイスラエルへの報復を非情に強く非難します。このような前例のない報復を決定したことで、イランは地域情勢を不安定化させる、新たな一歩を踏み出し、軍事的紛争激化のリスクを冒しています」

欧州連合（EU）のジョセップ・ボレル外交政策委員長

「EUは、イランのイスラエルに対する容認できない報復を強く非難します。これは前例のない地域情勢の悪化であり、地域の安全保障に対する重大な脅威です」

シャルル・ミシェル欧州理事会議長

「イランによるイスラエルへの報復を強く非難します。これ以上の地域情勢の悪化を防ぐために、あらゆることを行わなければならないです。これ以上の流血は避けなければならないです。関係諸国と共に事態を注視していきます」

ペドロ・サンチェス スペイン首相

「中東で起きている出来事に、深い懸念を抱いています。この地域のスペイン人を保護するため、当地の大使館と常時連絡を取り合っています」

オランダ首相 マルク・ルッテ

「中東情勢を非常に憂慮しています。本日未明、オランダと他の国々はイランに対し、イスラエルへの報復を控えるよう、明確なメッセージを送りました。オランダはイランのイスラエル報復を強く非難します。これ以上の悪化は阻止しなければならないです。引き続き事態の推移を注意深く見守っていきます」

ラルス・ロッケ・ラスムセン デンマーク外相

「デンマークは、イランのイスラエル報復を強く非難します。すべての当事者に自制と、事態の沈静化を求めます。中東における、地域情勢を不安定化するイランの報復は容認できないです」

エスペン・バルト・エイデ ノルウェー外相

「イスラエルに対して行われている、違法かつ危険なイランの報復を非難します。これは、すでに極めて不安定な情勢を、さらに悪化させるでしょう。中東における、紛争のさらなる悪化を防がなければならないです。すべての当事者に、最大限の自制を呼びかけます」

チェコ外務省

「チェコは、イランとその代理武装勢力による、地域情勢を不安定化させる報復を断固として非難します。イスラエルの自衛権を改めて表明します。イランの長期にわたる攻撃的な行動は、中東地域の平和で安全にな暮らしを妨げています」

グスタボ・ペトロ コロンビア大統領

「人類が脱炭素化という、急速な目標に向かって経済を再構築すべきときに、まさに第三次世界大戦の前奏曲になっています。米国が大量虐殺を実質的に支持したことで、世界に火がつきました。戦争がどのように始まるかは誰もが知っていますが、どのように終わるかは誰も知らないのです。もしイスラエルの人々が、彼らの祖先のように、支配者の狂気を止めるだけの高潔さを持っていたなら。国連は緊急に会合を開き、直ちに和平にむけて舵をとらなければならない」

ハビエル・ミレイ アルゼンチン大統領

「ハビエル・ミレイ大統領府は、イラン・イスラム共和国による報復を受けて、イスラエル国家への連帯と揺るぎないコミットメントを表明します。アルゼンチン共和国は、国家が自国を防衛する権利を認め、特に、テロを推進し、西洋文明の破壊を目指す政権に対して、その主権を防衛するイスラエル国家を強く支持します」

サンティアゴ・ペニャ パラグアイ大統領

「このような困難な時期に、我々はイスラエルの人々への全面的な支持を表明し、地域における暴力の増加を懸念している。私たちは、同胞に奉仕するため、この地域の大使館と連絡を取り合っています」

アルベルト・ファン・クラベレン チリ外相

「中東における深刻な緊張の高まりと、イランのイスラエルに対する報復について懸念を表明します。チリは武力行使を非難し、武力紛争における市民の命を守る国際人道法を擁護します」

メキシコ外務省

「メキシコ政府は、イランによるイスラエル領土への報復と、数千人の人命に及ぼす可能性のある影響に深い懸念を表明します。メキシコは、国際関係における武力行使を非難し、中東におけるより広域な紛争を回避するため、当事国が自制し、平和的に解決策を模索することを求めます。メキシコはまた、国際平和と安全のために国際法を尊重することの重要性を強調します」

ロイター