Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

フーシ派指導者、紅海船舶攻撃の「第4段」を宣言

2024年2月8日、イエメンのサヌアで行われたパレードで、フーシ派への忠誠を誓う参加者たち。(ロイター)
2024年2月8日、イエメンのサヌアで行われたパレードで、フーシ派への忠誠を誓う参加者たち。(ロイター)
Short Url:
03 May 2024 02:05:09 GMT9
03 May 2024 02:05:09 GMT9
  • アブドルマリク・アル・フーシ師:「イスラエルの敵とアメリカが横暴を続ければ、我々は第4ラウンドのエスカレーションを準備している」
  • フーシ派によると、1月以来、民兵支配地域への米英軍による452回の攻撃で、40人が死亡、35人が負傷した。

サイード・アル・バタティ

アル・ムッカラー:フーシ派武装勢力の指導者は、イスラエルがガザでの戦争を終結させ、アメリカがイエメンへの攻撃をやめるまで、紅海の船舶への攻撃をエスカレートさせると宣言した。

アブドルマリク・アル・フーシ師は木曜日のテレビ演説で、「イスラエルの敵とアメリカがその横暴な行為を続ければ、我々は第4ラウンドのエスカレーションの準備をしている」と述べた。

11月に始まった紅海での船舶作戦で、紅海、バブ・エル・マンダブ海峡、アデン湾、そして最近ではインド洋で、イスラエル、アメリカ、イギリスの107隻の船舶に対し、フーシ派は606発の弾道ミサイルと無人偵察機を発射したという。

この7日間だけで、フーシ派はイエメン沖の国際海域で6隻の船舶とイスラエルのエイラート市に向けて33発の弾道ミサイルと無人偵察機を発射した。

フーシ派は、民兵支配地域への米英軍による452回の攻撃で、1月以来40人が死亡、35人が負傷したと述べた。

アル・フーシ師の警告は、同民兵組織のメディアが木曜日、紅海西部の都市ホデイダのホデイダ空港に米英軍が5回の空爆を行ったと伝えた後に発せられた。

火曜日、アメリカはホデイダのアルサリーフ港にも空爆を行った。アメリカ中央軍司令部は、同日に部隊がフーシ派の襲撃をドローン船で阻止したと報告した。

フーシ派は11月以来、紅海で商業船を拿捕し、別の船を沈没させ、数百発のミサイルや無人偵察機を国際海軍や商業船に向けて発射している。

この攻撃への対応として、アメリカは紅海を守るために海兵隊連合軍を結成した。

また、サヌア、サアダ、ホデイダ、その他フーシ派が支配するイエメンの地域で、フーシ派の標的への攻撃を開始した。

topics
特に人気
オススメ

return to top