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イスラエル軍機がシリアを攻撃 子供含む4人死亡
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23 Jan 2021 04:01:11 GMT9
23 Jan 2021 04:01:11 GMT9
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- 国営メディアの報道によると、22日の朝4時頃、イスラエルは大量のミサイルで空中攻撃を始めた
ダマスカス：22日未明、イスラエルの戦闘機がシリア中心部に向けて数発のミサイルを発射。この攻撃で子供2人を含む家族4人が死亡し、他に4人が負傷したと国営メディアが報じた。
それとは別に、イスラエル軍はレバノンからイスラエルに侵入してきたドローンを撃墜したと発表した。機体を墜落させた方法についての説明はなかった。現時点でレバノン側からはコメントが出ていないが、過激派組織「ヒズボラ」は過去にドローンでイスラエルの領空に侵入したことがある。
シリアの国営ニュース局「シリア・アラブ国営通信（SANA）」は、匿名の軍関係者の発言として、ミサイル攻撃は夜明け直前、イスラエルの戦闘機がレバノン付近を通過したときに行われたと報じた。
スラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相官邸は、22日の報道に関するコメントを拒否した。イスラエルは長年にわたり、シリア国内でイランと関連のある軍事目標に対し、数百回におよぶ攻撃を行ってきた。だが、こうした軍事作戦が事実と認められることや、議論がなされることはめったにない。
シリアの軍関係者によると、この攻撃はハマー県内やその周辺の複数のターゲットを狙ったものだった。また、シリアの防空部隊がミサイルの大部分を撃墜したという。同関係者は、この攻撃によって両親と子供2人を含む4人が亡くなったと述べた。
SANAは、軍事関係者の話として、他にも子供2人を含む4人が負傷し、県都ハマーの西端で3軒の家が破壊されたと報じた。
国営テレビの報道によると、殺害された家族はシリアで10年近く続く戦争により、住む場所を失っていたという。
英国でシリアの内戦を追跡する反戦監視団体「シリア人権監視団」は、攻撃は、シリアの軍事拠点内でイランの支援を受ける戦闘員の5つの拠点を狙ったものだと述べた。
同団体によると、これらの拠点は破壊され、防空ミサイルの一部が住宅地に落下し、民間人の中に犠牲者が出た。
さらに、同団体の記録では2020年にシリアで行われたイスラエルの攻撃は39回、攻撃を受けた場所は軍事拠点、倉庫、車両など135ヶ所だった。
AP通信
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