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イスラエル軍、ヨルダン川西岸地区でハマス指導者を逮捕
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03 Jun 2021 04:06:56 GMT9
03 Jun 2021 04:06:56 GMT9
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- 火曜、ラマッラー市で特殊部隊がシェイク・ジャマル・アル・タウィル氏を逮捕した。
- ガザ地区のハマス報道官ハゼム・カセム氏が逮捕を確認した。
エルサレム：イスラエル軍は、水曜、占領中のヨルダン川西岸地区においてハマスの指導者を、パレスチナイスラム派グループの拠点設立の罪で逮捕したと話した。
軍の発表によると、火曜遅くに特殊部隊がシェイク・ジャマル・アル・タウィル氏をラマッラー市で逮捕した。
タウィル氏は「過激派の組織化」や「ラマッラーでのハマス本拠地再構築」につき積極的に活動していた、と同軍は話している。
ガザ地区のハマス報道官、ハゼム・カセム氏が逮捕を確認した。
「占領軍が活動の指導者ジャマル・アル・タウィル氏を逮捕しても、西岸地区における抵抗勢力の声は抑えつけられたりしない」と同氏は語った。
この逮捕劇が行われたのは、5月21日にエジプトの仲介によって停戦が実現し、イスラエルとハマスの間で11日間にわたり繰り広げられた爆撃が止んだ後だった。この爆撃はエルサレムでの急激な緊張の高まりによるものだった。
水曜、ガザ地区でハマスが取り仕切る内務省のイヤド・アル・ボゾム報道官は、地区内でイスラエルの兵器の解体作業をしていたハマス戦闘員が2名以上死亡したと話した。
イスラエルは、この数週間、ヨルダン川西岸地区において多くのハマス構成員を逮捕しており、その中には、5月に実施が予定されていたがマフムード・アッバス議長により延期されたパレスチナ自治政府の選挙への立候補予定者も数名含まれていた。
イスラエルが封鎖するガザ地区をハマスが支配する一方、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ自治政府はファタハが占めている。
イスラエル、米国、およびEUは、ハマスを「テロ」組織と見なしている。
5月初頭からヨルダン川西岸地区でパレスチナ抵抗勢力による暴動が勃発しており、イスラエル軍との衝突および攻撃行為によりパレスチナ人30名が犠牲になった。
AFP
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