• アル・ラビア氏がサウジアラビアのモーリタニア大使であるモハメド・ビン・アイエド・アル・バラウィ氏と会合

リヤド: 11月10日、キングサルマン人道援助救済センターの総責任者であるアブドラ・アル・ラビア博士が、イラクの防衛大臣であるジュマ・イナド・アル・ジュブーリー氏と、リヤドにある同センターの本部で会談した。

会合の中でアル・ラビア博士は、イラクを含む様々な国で設立してからキングサルマン人道援助救済センターが成し遂げてきた功績や実行してきたプログラムを振り返った。

また、二国間の人道支援や救済に関する事柄や、国をどのように高めていくかということも話し合われた。

同じく11日、アル・ラビア博士はサウジアラビアのモーリタニア大使であるモハメド・ビン・アイエド・アル・バラウィ氏と会合した。会合中、人道支援や救済に関する事柄や、キングサルマン人道援助救済センターがモーリタニアで行った直近のプロジェクトなど、共通の関心事について話し合われた。

アル・バラウィ氏は、キングサルマン人道援助救済センターが行う人道支援に感謝の意を表した。

その一方で11日、キングサルマン人道援助救済センターのチームは国際連合開発計画と協力して、イエメンのラヒジュ地区の若者たちに専門技能や職業技能を訓練させて支援するプロジェクトを査察した。

このプロジェクトでは、事業開発や経営の分野の訓練コースやアドバイスを受けられるサービスを提供している。また必要な物品の購入に際して金銭的支援も行っている。

ラヒジュ地区のプロジェクトでは、274名の若い男女に大工仕事、電気工学、自動車整備、モバイル機器メンテナンス、民族衣装、漁網のメンテナンス、あらゆる食品産業の分野で訓練を受けさせた。

事業を始めるために金銭的補助や原料などを受け取った人たちもいた。

ラヒジュ地区の技術教育・職業教育オフィスの責任者であるアイマン・アル・シェフリ氏は、国が抱える厳しい状況を踏まえると、若者たちの生活を改善して、収入を増やし、自立心を養うためには彼らに優れた職業訓練を受けさせる必要があると話した。

このプロジェクトを通してキングサルマン人道援助救済センターは、経済回復の過程で若者たちの能力を強化することを目的としている。また収入源を与えて、イエメンにある様々な行政地区の総合的サービスを利用しやすくすることで、地域の人々の生活を向上することも目的としている。

SPA