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イエメンの女性囚人、フーシ派の虐待から逃れるため自殺を図る

イエメンのサヌアにある中央刑務所にいる囚人たち。(2019年9月30日撮影)(ロイター)
イエメンのサヌアにある中央刑務所にいる囚人たち。(2019年9月30日撮影)(ロイター)
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07 Nov 2022 05:11:00 GMT9
07 Nov 2022 05:11:00 GMT9
  • 2014年以降のフーシ派の恐怖時代に、数百人の民間人が拉致されたり強制失踪させられたり拷問されたりしている
  • ザイナビアトとして知られているフーシ派女性警官が過酷な扱いをしているため、囚人が自殺を試みている

サイード・アル・バタティ

アル・ムッカラー:サヌアにあるフーシ派が支配する刑務所の中で、イエメン人女性が監禁者による「激しい」身体的・心理的虐待にさらされた後、自殺を図った。

イエメンの人権活動家が6日、アラブニュースに明らかにした。

この事件によって、フーシ派の監禁施設の非人道的状況に再び注目が集まっている。

民間人戦争捕虜の女性の家族数千人を代表する統括組織「拉致被害者の母の会」のアマト・アル・サラム・アル・ハッジ会長によると、サヌアにある中央刑務所内で先週、女性囚人が、フーシ派の監禁者からの虐待や拷問から逃れるために手の動脈を切って自殺を試みたという。

他の女性囚人たちは、出血している彼女を医療施設に運んで彼女の命を救った。

アル・ハッジ氏は「囚人の家族がサヌアの中央刑務所を訪れた後、彼女の自殺未遂のニュースが広く知られるようになった」と述べた。

「フーシ派の刑務所の中では暴力行為が多いため、何度も自殺を試みる囚人もいます」と同氏は話した。

同氏の組織は、ザイナビアトとして知られているフーシ派女性警官、主にウム・アル・カラルとして知られている悪名高いフーシ派女性監禁者から過酷な扱いを受けた囚人による同様の自殺未遂を記録している、と同氏は付け加えた。

アル・ハッジ氏によると、昨年初めにサヌアの路上でフーシ派に拉致されたイエメン人のエンテサル・アル・ハマディさん(モデル・女優)も、ウム・アル・カラルや他のフーシ派女性拉致犯から虐待を受けて自殺を図ったという。

2014年の後半にフーシ派がイエメンの一部地域を武力制圧して以来、数百人の民間人がフーシ派に拉致されたり強制失踪させられたり容赦なく拷問されたりしている。

一方、国境なき記者団はフーシ派に対し、フーシ派が2021年にサヌアで拉致した若手イエメン人記者、ユーニス・アブデル・サラム氏(28)を速やかに解放するよう求めている。国境なき記者団は、同氏の健康が悪化していること、緊急治療が必要であることを強調している。

「1年以上にわたる恣意的な拘束は、サラム記者の心身の健康に影響を及ぼしている。すぐに治療が必要だ。

最も重要なのは、解放されることだ。

我々はフーシ派に対し、彼を解放するよう緊急の要請を行っている」と、国境なき記者団の中東デスクの責任者であるジョナサン・ダガー氏は述べた。

サラム氏の家族は国境なき記者団に「彼は体重が半分近くまで落ち、精神状態が悪化している。

フーシ派は彼に治療を受けさせず、面会者が彼に本を持ってくることさえ禁止している」と話した。

「最後に会ったとき、彼は精神的に打ちのめされていた」と、彼の兄であるスルタンさんは国境なき記者団に話した。

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