Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • UAEがアラブ初の原子力発電所の原子炉免許を発行

UAEがアラブ初の原子力発電所の原子炉免許を発行

UAEの原子力規制当局は、発電所の4基の原子炉のうち最初の原子炉の運転免許の「発行を承認」した。 (エミレーツ原子力公社)
UAEの原子力規制当局は、発電所の4基の原子炉のうち最初の原子炉の運転免許の「発行を承認」した。 (エミレーツ原子力公社)
Short Url:
17 Feb 2020 10:02:57 GMT9
17 Feb 2020 10:02:57 GMT9

アブダビ:アラブ首長国連邦は、アラブ世界初の原子力発電所で最初の原子炉の運転免許を発行したと、原子力規制当局の高官は月曜日に述べ、今年後半の生産開始に向けて道を開いた。

韓国電力公社(KEPCO)によって建設されているアブダビのバラカ原子力発電所は、当初2017年にオープンする予定であったが、最初の原子炉の運転開始は数回にわたり延期されてきた。

連邦原子力規制局(FANR)のハメッド・アル=カアビ副会長は、発電所の運営者であるNawah Energy Companyに付与されるライセンスは60年間継続すると記者会見で語った。

カアビ氏によると、Nawah社は現在、商業運転に向けた準備を開始できるようになり、試験運転の期間は数か月続く予定だという。

完成すれば、バラカ発電所には合計で5,600メガワット(MW)の出力を持つ4つの原子炉が設置されることになる。

シェイク・モハメッド・ビン・ザイードアブダビ皇太子は公式のツイッターで「今日、バラカ発電所(のユニット)に最初の運転免許証が発行されたことは、平和な原子力エネルギーの開発のための私たちの旅に新たな1章を標すものとなります。」と書いている。

カアビ氏は、2番目となる原子炉の建設は「95%完了」しており、FANRがその運転免許のための調査を開始したと語った。

先月、国営通信社WAMが報じたところでは、世界原子力発電事業者協会(WANO)アトランタセンターが実施した運用準備アセスメントでは、計画されている4基の原子炉のうちの最初の原子炉が始動段階に適合したと結論付けたという。

AFP

特に人気
オススメ

return to top