• サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子がKSreliefに指示を出し、洪水被災者に食糧と避難物資を届けた

アラブニュース

リヤド：リヤドのキング・ハーリド国際空港から支援物資を搭載して出発したサウジアラビアの第4次救援機が、19日にベンガジのベニナ国際空港に到着した。

国営サウジ通信の報道によると、この救援機は、先日の洪水で被災した人々に配布される90トンの食糧や支援物資を輸送していた。

この支援物資を配布する作業は、サウジアラビアの支援機関KSreliefから編成されたチームがリビア赤新月社と協力して監督する。

9月10日、地中海ハリケーン「ダニエル」によって2か所のダムが決壊し、壁のような高さの水がデルナに押し寄せた。政府関係者や支援機関の推計によれば、4,000人から11,000人が死亡した可能性がある。

サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、洪水被災者に食糧と避難物資を届けるよう、KSreliefに指示を出した。

サウジアラビアから派遣された前3機は、それぞれ90トン、40トン、50トンの食料と支援物資を積み、16日、17日、18日にベニナに到着した。

国連は18日、病気の蔓延が「第2の壊滅的な危機」を引き起こす可能性があると警告した。

被害で心に傷を負った住民らのうち、30,000人は現在ホームレスとなっており、コレラ、下痢、脱水、栄養失調のリスクが高まる中、清潔な水、食料、生活必需品などが強く求められていると、国連機関は指摘している。

国連はまた、困窮状態にある数十万人を援助するため、7,100万ドルを超える寄付の募集を開始した。