• 今回の2年間のプログラムでは、アル・ウラーの持続可能な土地と文化的・社会的交流に基づく開発モデルを構築する上で、文化遺産と創造性が果たす役割を強調する

リヤド：アル・ウラー王立委員会（RCU）と国連教育科学文化機関（ユネスコ）の関係者は先頃、2021年にパリで調印された文化プログラム協定の第2段階を開始した。

RCU、ユネスコ、サウジ教育・文化・科学全国委員会（SNC）、サウジアラビアのユネスコ常設代表団をはじめとする組織からなる運営委員会との調整のもと、この取り組みの第2段階を開始するための協定が結ばれた。

協定の第2段階では、ユネスコとAl-Mamalek Instituteとの協力のもと、主に総合文化計画の構築と古文化財保護のフェローシップ・プログラムの開発に関するプロジェクトに焦点が当てられる。どちらの取り組みも、遺産の保護、教育、自然、創造的芸術の促進を目的としている。

このRCUとユネスコのプログラムは、能力開発と国際関係の推進に重点を置きつつ、技術的支援を実施する。

また、アル・ウラーの持続可能な開発計画の推進力として、アル・ウラーのビジョンと「サウジ・ビジョン2030」に沿った形で、文化遺産と創造性を強調することも目的としている。

今回の2年間のプログラムでは、アル・ウラーの持続可能な土地と文化的・社会的交流に基づく開発モデルを構築する上で、文化遺産と創造性が果たす役割を強調する

古文化財保護のフェローシップ・プログラムは、今年初めてアル・ウラーに特別研究員を迎え、研究者や文化遺産の専門家が保存、管理、知識移転に焦点を当てた活動を実施できるようにする。

アル・ウラーのビジョンは、ビジョン2030に沿ったものであり、ユネスコを含む開発における戦略的パートナーシップを強化するものである。教育、文化、科学を強化し、経済的機会を促進し、雇用を創出し、包括的かつ持続可能な発展を達成することを目的としている。