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サウジ航空当局は航空券価格の上昇を否定、日曜日に飛行再開

ジッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港の新ターミナルの全景(ロイター通信社による写真)
ジッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港の新ターミナルの全景(ロイター通信社による写真)
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28 May 2020 08:05:53 GMT9
28 May 2020 08:05:53 GMT9

Rashid Hassan

リヤド:サウジアラビアの民間航空局(GACA)は水曜日、航空券価格の上昇について否定した。

GACAの広報官であるイブラヒム・アルローザ氏は、国内線航空料金の80%値上げの噂は事実ではないと述べた。

サウジアラビア当局が3段階計画を発表した後、日曜日に業務が再開されると、当局は国内線60便を運航する予定であり、これにより1ヶ月以内に国内に通常の生活が戻ることになる。

公式声明にはこのように述べられている。「コロナウイルスとの闘いのため取られた健康管理と予防措置に従い、かつ不可欠な活動の一部再開に関する国の所管保健当局から提出されたものに基づき、GACAは、2020年5月31日日曜日から、国内航空会社による国内便の再開に対する承認の発行を発表する」

当局は、サウジアラビアの空港を通過する旅行者の安全な旅行を確保するため、必要なすべての予防措置を講じつつ国内線の運休を徐々に解除する準備を完了したと述べた。

GACAは、今後空港や航空会社、民間航空分野で事業を展開する企業と連携し、地方市場の需要に対応していくと述べた。

国内線の再開は、2週間以内に国内全ての全就航地に対し段階的に実施される予定である。

第一段階では、サウジアラビア国内における以下の11空港の業務再開が含まれる。リヤドのキング・ハーリド国際空港、ジッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港、ダンマームのキング・ファハド国際空港、マディーナのプリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港、カシムのプリンス ナーイフ ビン アブドゥルアズィーズ地域空港、アブハー地方空港、タブクのプリンス・スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港、ジーザーンのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港、ハイル国際空港、バーハのキングサウード空港、ナジュラン空港

サウジアラビアは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月15日から国際線を、3月21日から国内線を運休した。

ただし、人道・緊急事態に関する便、医療避難航空機、個人の航空機便のほか、帰国を希望する取り残された民間人を本国へ送還する便や、サウジアラビア人の帰国を希望する外国人のための「帰国」便については例外であった。

すべての国際線の便については、追って通知があるまで引き続き運休となる。

一方、水曜日にサウジアラビアで新たに確認された14 の新型コロナウイルスによる死亡数により、これまでの合計死亡数が425に引き上げられた。

また、国内で合計1,815人の新たな感染例が報告され、サウジアラビア国内でこれまで78,541人が新型コロナウイルスに感染したことになる。

保健省はまた、新型コロナウイルスから回復した患者数が2,572人増加し、国内での回復者数は51,022人となったと発表した。

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