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サウジアラビアの第6回国際障害者会議が2022年に開催へ

この会議には、26ヶ国、10の国内機関や民間部門の団体が参加した。(写真/サアド・アル・ドサリ)
この会議には、26ヶ国、10の国内機関や民間部門の団体が参加した。(写真/サアド・アル・ドサリ)
リヤドで開かれた記者会見での障害・リハビリテーションに関する第6回国際会議科学委員会委員長のオラ・アブ・スカル博士。(写真/サアド・アル・ドサリ)
リヤドで開かれた記者会見での障害・リハビリテーションに関する第6回国際会議科学委員会委員長のオラ・アブ・スカル博士。(写真/サアド・アル・ドサリ)
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20 Jan 2021 07:01:28 GMT9
20 Jan 2021 07:01:28 GMT9
  • センターは、サルマン国王の保護と配慮を受けていると、評議員会会長のスルタン・ビン・サルマン皇太子が語った。

ロジエン・ベン・ガッセム

リヤド:障害とリハビリテーションに関する第6回国際会議およびキングサルマン障害研究賞授与式が2022年1月に開催されることが、記者会見で発表された。

月曜日にリヤドで開催された、キングサルマン障害研究センター(KSCDR)が主催する会議には、26ヶ国、10の国内機関や民間部門の団体が参加した。

同センターは、サルマン国王の保護と配慮を受けていると、評議員会会長のスルタン・ビン・サルマン皇太子が語った。「サウジアラビアの国王として、彼は30年以上も前にセンターの創設者にもなりました。ですから、国王は同センターの理念と非常に深いつながりを持っているのです」。

サウジアラビアは、障害のある人々に配慮し、育成し、力を与え、障害に関する専門的な科学研究を支援してきたと、彼は付け加えた。

「我々はこれまでとは異なる時代に生きているため」、今度の会議は違ったものになると、スルタン皇太子は語った。「我々はこれまでとは違う未来の技術を楽しみにしています。前の会議以降、この数年間で、科学は成長し、大きく発展してきました」。

皇太子は、キングサルマン障害研究国際賞の第3会合に向けたノミネーションの開始も発表した。「この国際賞の水準を満たすレベルにまで高まった多くの応募が科学委員会に寄せられることを期待しています」。

第6回会議の科学委員会委員長のオラ・アブ・スカル博士は、KSCDRのスローガンは、「人のためになる科学」で、これは創設者サルマン国王のメッセージでもあると語った。

「このスローガンから、希望が実現しました。またその高い価値を称えて、この会議は、サルマン国王の承認により推薦を受けることになったこれまでの5回の国際会議をさらに完璧なものにすべく、準備され、企画されたのです」と、彼女は語った。

アブ・スカルは、第6回会議のスローガンは「子どもから若者まで、障害を抱える人に力を与えること—研究と応用の間で」だと語った。

会議はサウジアラビアでは前例のない経験になり、「生涯からエンパワーメントへの移行」というテーマの参加型デザインプログラムが会議前の3日間にわたって設けられると、彼女は語った。

「この参加型プログラムでの我々のモットーは、彼ら(障害を抱える人々)なしでは、我々には何も作れないということです。(これは)イノベーションの分野に障害を持つ人々を包摂するプログラムなのです」と彼女は語った。

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