アラビニュース
リヤド:サウジアラビアの汚職防止機関である Nazaha は、金曜日未明、金銭目的で健康記録の不正操作に関与したとして、12人を逮捕した。
Nazaha は、男たちは贈収賄、偽造、およびマネーロンダリングの犯罪に関与したとして、現在法的手続きを進めている最中であると発表した。
サウジアラビアでは、全国的な新型コロナウィルス追跡システム利用しており、保健当局が同ウイルスの拡散と個人のワクチンの接種状況を監視できるようになっている。
Nazaha は、ワクチンの接種状況を改ざんした側とそれに対して金銭を支払った側の双方を逮捕したとし、サウジアラビア人とアラブ人駐在員12人の男性の氏名を公表した。
逮捕された12人のうち2人は、東部地域の保健局に勤務しており、健康記録を改ざんしたとして告発されている。
今回の逮捕者の中には、ソーシャルメディアで不正操作を宣伝し、客引き行為を行なっていた者や、自分の銀行口座を金銭授受のために貸し出していた者もいた。
Nazaha は、「これらの違反行為は、これまでパンデミックと闘うために政府が行ってきた努力に多大なマイナスイメージを及ぼすものであることを考慮し、違反者への厳重な法の支配の適用を進めている最中である」と述べ、「私利私欲のために官公庁を不正利用する者は誰であれ追求してゆく」と誓った。
サウジアラビアでは、木曜日、新たに1,534人の感染者と13人の新型コロナウイルス関連の死者が報告されている。
これまでのところ、サウジアラビアでは高齢者1,352,555人を含む17,955,015人がワクチン接種を受けている。