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サウジ開発基金、日本国際協力機構と協力を協議

サウジ開発基金のスルタン・アル・マーシャドCEOは、日本国際協力機構の田中明彦理事長と東京で会談した。(SPA)
サウジ開発基金のスルタン・アル・マーシャドCEOは、日本国際協力機構の田中明彦理事長と東京で会談した。(SPA)
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22 Oct 2022 07:10:45 GMT9
22 Oct 2022 07:10:45 GMT9

アラブニュース

東京:サウジ開発基金(SFD)のスルタン・アル・マーシャドCEOは金曜日、東京で日本国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長と会談し、両機関の協力の最新状況について話し合った。サウジ通信が伝えた。

両者は会談で「繁栄のための協力」イニシアティブについて協議した。

これは、専門知識や知見を交換し、開発支援の恩恵を受ける国々における持続可能な開発の実現に貢献する最新のツール・手段を作り出すことを通して、開発分野における協力強化を目指すものだ。

SFDは声明の中で次のように述べた。「アル・マーシャドCEOとJICA理事長の田中博士は、よりインパクトのある開発プロジェクトを実施する手段、開発の取り組みの強化、近日中に立ち上げる『繁栄のための協力』イニシアティブについて話し合った」

会談では、JICA本部や研修センターの紹介ツアーも行われた。

その際、SFD代表団はJICA職員と面会し、仕事の仕組みについて学び、同機関の最も重要な仕事についての短いプレゼンテーションを聞いた。

SFDは、「今回の会談は、SDGs(持続可能な開発目標)実現のための協力強化を目指してSFDとJICAの連携を図るためのアル・マーシャドCEOの日本公式訪問の一環であった」としたうえで、「SFD代表団はJICA本部をツアーしてもらい、ベストプラクティスや運用モデルを交換した」と報告した。

アル・マーシャドCEOは、JICAと共に繁栄のための協力を行うというイニシアティブは「職員交換プログラムを通して来月から開始される。

両機関が開発分野の知見やベストプラクティスを交換する絶好の機会だ」と述べたとSPAは伝えている。

会談は両機関の関係を強化しJICAとの協力覚書を有効化するために行われた。

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