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サウジ国民の失業率は史上最低の8%に低下

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31 Mar 2023 03:03:58 GMT9
31 Mar 2023 03:03:58 GMT9
  • 女性市民の労働参加が増加している
  • 最新のデータによると、サウジアラビア人の失業者の94.1%が民間部門での仕事を受け入れるとしている

アラブニュース

リヤド:サウジアラビア人の失業率は、1991年に記録が始まって以来、最低水準にまで低下した。

統計総局の労働力調査によると、2022年の第4四半期には、失業率は前の3か月の9.9%から8%に低下した。

サウジアラビアは、2030年までに失業率7%を目標にしている。

サウジ国籍でない人を含む同国の全体的な失業率は、2022年の最後の3か月には、その前の四半期の5.8%から4.8%に低下した、と統計総局は声明で述べている。

「失業率の目覚ましい低下は、労働参加の低下と同時に雇用の伸びという二重の効果によるものだ」と統計総局は報告書で述べた。

全体の失業率には、2021年の総人口の3分の1強を占めるサウジアラビアの外国人居住者が含まれており、その大部分はそこに住むために雇用契約を必要としている。

特にその60%以上が35歳未満であるサウジ国民の雇用創出は、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が主導して石油への依存を削減する「ビジョン2030」として知られる野心的な経済アジェンダの重要な部分となっている。

サウジアラビア人の失業率は、202¹年第4四半期の11%から3ポイント低下した。

女性市民の労働参加も増加している。サウジアラビア人女性の失業率は、2022年最後の3か月には、前の四半期の20.5%から15.4%に低下したが、労働参加率は1ポイント低下して36%となった。

サウジアラビア人男性の労働参加率と人口に占める雇用者の比率は、それぞれ65.7%と68.5%に上昇した。

非石油民間部門の拡大は、広範な民営化のプログラムや、成長を促進するための他の政府支援イニシアチブと共に、「ビジョン2030」の重要な柱である。

最新のデータによると、サウジアラビア人の失業者の94.1%が民間部門での仕事を受け入れるとしており、これは2022年第3四半期よりわずかに高くなっている。歴史的に見ると、公的部門がサウジ国民の主な雇用主となってきた。

さらに、サウジ人女性失業者の57.8%とサウジ人男性失業者の43.6%が、最大1時間の通勤時間を受け入れるとしている。

同様に、サウジ人女性失業者の73%とサウジ人男性失業者の89.1%が、1日8時間以上の仕事を受け入れると答えている。

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