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サウジアラビア、ルワンダの2,000万米ドルの電力プロジェクトに資金提供

サウジアラビア開発基金(SFD)のスルタン・アル・マルシャドCEOとルワンダのンダギジマナ・ウジエル財務経済企画大臣が、ルワンダの首都キガリで2,000万米ドルのソフトローンの合意書に署名した。(SPA)
サウジアラビア開発基金(SFD)のスルタン・アル・マルシャドCEOとルワンダのンダギジマナ・ウジエル財務経済企画大臣が、ルワンダの首都キガリで2,000万米ドルのソフトローンの合意書に署名した。(SPA)
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12 Jul 2023 10:07:37 GMT9
12 Jul 2023 10:07:37 GMT9
  • 6万人以上がこの新しいインフラの恩恵を受けることになる
  • サウジアラビア開発基金CEOは、「社会と経済の発展を促進することになる」と述べた

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアは、ルワンダの社会と経済の発展を推進する電力プロジェクトに2,000万米ドルのソフトローンを提供すると、火曜日、サウジ通信社が報じた。

サウジアラビア開発基金(SFD)のスルタン・アル・マルシャドCEOとルワンダのンダギジマナ・ウジエル財務経済企画大臣がルワンダの首都キガリで合意書に署名した。

このプロジェクトは、ルワンダのカモニーイ地域の住民世帯や政府による社会サービスのための中低圧送電線と配電変圧器のネットワークを構築することを目的としている。

ルワンダ国内の6万人以上の人々が、このプロジェクトが実現する電力供給によって恩恵を受けると期待されている。また、このプロジェクトは、農業やその他の産業での雇用創出事業の活性化にも繋がる。

SFDのアル・マルシャドCEOは、調印式で、このプロジェクトはルワンダの電力インフラを改善し、持続可能な社会・経済開発を促進すると述べた。SFDは過去47年間にわたってルワンダと実りある協力関係を継続してきたと、アル・マルシャドCEOは語った。

「両国間の開発協力の一環であるこのプロジェクトが開発に貢献し、持続可能な開発の目標達成に向けて、ルワンダとその国民の発展と繁栄に資することを私たちは期待しています」

ウジエル財務経済企画大臣は、現在58.9%のカモニーイ地域の電力供給率が6.8%引き上げられる見込みであり、それにより経済と社会の開発が促進されることになると語った。

同地域の電力供給率を2024年に100%にすることがルワンダ政府の希望であると、ウジエル財務経済企画大臣は述べた。

アル・マルシャドCEOは、また、キガリにある200床のキング・ファイサル病院を訪問した。1986年にSFDの資金提供を受けたこの病院は、1993年から運営されている。

サウジアラビアは1976年以来ルワンダを支援しており、多様な重要プロジェクトのために1億2,100万米ドル相当の11件の開発借款をSDFを通じて同国に供与してきた。

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