アミン・アッバス

ドバイ：4月29～30日にドバイのミュージアム・オブ・ザ・フューチャーで第1回「ゲーミング・マターズ・ドバイ」フォーラムとネットワーキング・イベントが開催されている。

受賞歴のあるイベント・マルチメディア・コンテンツ制作会社Brandedが主催し、ドバイ・フェスティバル・アンド・リテール・エスタブリッシュメント（DFRE）が主催するドバイE スポーツフェスティバルとミュージアム・オブ・ザ・フューチャーが共催するこのB2Bイベントは、業界を形成しているトレンドや技術革新、そしてそれらがさまざまな分野にもたらす機会に関するダイナミックなセッションに、リーダーたちが参加する機会を初めて提供する。

このイベントでは、中東・北アフリカ地域のゲームビジネス、メディアにおけるEスポーツ報道、ゲーム業界の最新技術など、ダイナミックでインタラクティブなセッション、講演、ワークショップの盛りだくさんのスケジュールで、ゲーム業界の重要なトピックを取り上げる。

このイベントは、ドバイフューチャー財団が発表した「ドバイ・ゲーミング2033プログラム」に沿った最新の取り組みで、ドバイを世界のゲーミング産業のトップ10都市に位置づけ、ゲーミング分野で3万人の新規雇用を創出する戦略を打ち出している。

BrandedのCEOであるジャスパー・ドナット氏によると、「ゲーミング・マターズ」はアジアで最も長い歴史を持つゲーミングコンファレンスであり、今回初めてドバイで開催されることを大変楽しみにしています。ドバイは、革新、既成概念にとらわれないアイデア、他とは違うやり方で物事を進めることで成り立っているダイナミックな都市であり、ゲストがゲーミングに潜む変革の力と機会を掘り下げるのにふさわしい背景となっています」と述べた。　

また、DFREのCEOであるアーメド・アル・カジャ氏は、「ゲーミング・マターズを私たちの都市で開催するためにブランデッドと提携できたことを誇りに思います。私たちは、有意義なインタラクションを育み、イノベーションを促進し、ゲームとデジタル・イノベーションが私たちの都市で果たす重要性を紹介するとともに、ドバイをこの地域をリードするゲーム・ハブとして確立することを楽しみにしています。ドバイEスポーツ＆ゲームズフェスティバルは、ゲーマーとE スポーツコミュニティに力を与え、ドバイやGCC、そして世界各地で繁栄するための特別なプラットフォームです」と語った。

一方、ミュージアム・オブ・ザ・フューチャーのプログラミング責任者であるマイタ・アル・マズローイ氏は「当館では、より明るく前向きな未来をデザインすることに全力を注いでおり、ゲーミング・マターズ・ドバイのようなイベントは、ドバイ内外のゲーム・Eスポーツ業界における優秀な人材に力を与え、育成し、スキルアップさせるための強力な触媒として機能します。世界的な業界リーダー、地域の主要プレーヤー、Eスポーツコミュニティ、そしてゲーマーが一堂に会するゲーミング・マターズとパートナーシップを組み、イノベーション、テクノロジー、デジタル変革の推進に焦点を当てた、未来に向けたエコシステムを構築しようとするドバイの取り組みを支援できることを、喜ばしく思っています」と述べた。

壇上では政府のリーダーたちに加え、ディズニー、テンセント・ゲームズ・グローバル、エレクトロニック・アーツ、エピック・ゲームズ、マスターカード、クラフトン、ノドウィン・ゲーミング、ウィメン・イン・ゲームズ、ルミカイ・ファンド、Enjinstarter、ゲームロフト、スーパーゲーミング、クー・キャピタル、アンプバースなどの企業からスピーカーが登壇し、洞察を共有し、画期的な技術革新について議論し、マーケティング・プラットフォームとしてのゲームの変革の可能性について掘り下げた。

イベントのアジェンダには、中東・北アフリカ地域とドバイのゲーム事情を網羅するダイナミックなセッションが含まれ、参加者に学習とネットワーキングのまたとない機会を提供する。

インスピレーション、洞察、ネットワーキングの機会が融合したこのイベントは、世界のゲーム業界を形成するリーダーにとって重要なイベントである。業界関係者、ゲーム愛好家、リーダーを目指す方は、この比類ないゲーム体験をお見逃しなくとのことだ。

ゲーミング・マターズは、ドバイ経済観光局、ミュージアム・オブ・ザ・フューチャー、ドバイフューチャー財団をはじめとするスポンサーやパートナーからの支援によって開催される。