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「日系人、ペルー社会に貢献」=佳子さま、外交150周年式典に

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04 Nov 2023 10:11:50 GMT9
04 Nov 2023 10:11:50 GMT9

リマ:公式訪問先のペルーに到着した秋篠宮家の次女佳子さまは3日(日本時間4日)、首都リマの外務省トーレタグレ宮で開かれた日・ペルー外交関係樹立150周年記念式典に出席された。

和服姿の佳子さまは、120年以上にわたる日本からペルーへの移住の歴史に言及し、「(日系人が)ペルー社会の信頼を得ながら、貢献してこられたことを心にとどめてまいります」とあいさつした。

時折笑顔を見せながら、秋篠宮ご夫妻や姉の小室眞子さんがペルーを訪れた思い出に触れた。「家にはペルーの本やアルパカの縫いぐるみがあり、ペルーの音楽を楽しむ機会も多くありました」と振り返り、「今回訪問がかない、大変うれしく思います」と述べた。

日本は1873年、ペルーと友好通商航海条約を締結し、同国は中南米で初めて外交関係を樹立した相手国。式典では、ペルー側の記念切手が披露された。

佳子さまは式典に先立ち、交流施設「日秘文化会館」を訪れ、日系人らと直接交流した。「神様から与えられた大切な機会」と心待ちにしていた日系1世の新垣カマドさん(104)は、17歳でペルーに渡ってからの苦労話を伝えた後、握っていた佳子さまの手の甲にキス。「思わずうれしくて出てしまった」と目を細めた。

佳子さまは、乗り継いだユナイテッド航空機のトラブルのため、米ヒューストンで一夜を過ごした。このため、リマ入りが2日の深夜となり、到着が丸1日遅れた。 

時事通信

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