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国会前で数千人がデモ パレスチナの恒久的停戦求め

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11 Dec 2023 01:12:46 GMT9
11 Dec 2023 01:12:46 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:およそ1500人の日本人平和活動家などからなるグループが日曜日、国会前でパレスチナの平和定着を求めるデモを行い、ガザ地区での恒久的停戦に向けた行動を呼びかけた。

デモでは、平和運動の関係者数人がガザの状況に懸念を表明した。日本共産党の小池晃書記局長は集まった人々に対して、「ガザで行われているイスラエル軍によるジェノサイド(大量虐殺)」を日本政府はもっと強い言葉で非難すべきだと訴えた。

国連安保理では金曜日、米国が拒否権を行使、英国が棄権したため、ガザ停戦を求めた動議を採択できなかった。両国はイスラエルによるガザへの爆撃を支持しているようである。イスラエルは、子ども約4000人を含む約2万人の民間人を殺害し、ガザ地区の建物の50%近くを破壊した。

(ANJ)

このデモでパレスチナ人たちは、イスラエル軍がどのようにして民間人やジャーナリスト、子どもたち、病院や人道支援活動家、礼拝場所や難民キャンプを無差別に爆撃したかを説明した。

レバノンにゆかりがある日本人女性は、パレスチナ人を支援しようと集会に参加したと説明し、米国がイスラエルを非難する票を投じていないことに失望感を示した。

1500人にのぼるデモ参加者らはまた、イスラエルによる人権侵害を明確に非難しない岸田政権の先送り姿勢を批判した。

パレスチナ人をはじめ、日本人、外国人住民らは、絶え間ない爆撃の恐怖と闘うガザ市民からの手紙やメッセージを読み上げた。

抗議する人々は岸田政権に対し、ネタニヤフ政権の「戦争犯罪」を非難する明確な政策を求めた。

東京都心の渋谷近辺では、「パレスチナの自由」と停戦、「ジェノサイド」の終結を求める人々がいくつかのデモを行った。

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