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日米韓、北朝鮮の核の脅威に緊密に連携して対応

東京の外務省での会合で写真撮影のためポーズを取る船越健裕・外務省アジア太平洋局長(中央)、アメリカのソン・キム米国北朝鮮担当特別代表(左)、金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長。2022年9月7日(AFP)
東京の外務省での会合で写真撮影のためポーズを取る船越健裕・外務省アジア太平洋局長(中央)、アメリカのソン・キム米国北朝鮮担当特別代表(左)、金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長。2022年9月7日(AFP)
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07 Sep 2022 10:09:15 GMT9
07 Sep 2022 10:09:15 GMT9

日米韓3か国の代表団は水曜日、北朝鮮による核実験がもたらす「挑発」に対して安全保障上の協力関係を強化することで合意した。

北朝鮮は今年に入り、異例の頻度でミサイル発射を繰り返している。アメリカは、北朝鮮がロシアに武器を売却する可能性があると警告した。

水曜日に東京で開かれた会合までに、3か国は過去2か月間この件について議論を重ねており、先週ハワイでは安全保障担当顧問間の会合が、北朝鮮が2017年以来となる核実験を行うのではないかという観測が強まる中行われた。

「北朝鮮は核ミサイルによる攻撃力を維持、あるいは拡大しており、核実験を含めさらなる挑発行為に出る可能性がある」と水曜日の会合の前に、船越健裕・外務省アジア太平洋局長は語った。

「だが同時に、我々としては北朝鮮との対話を受け入れる用意もある」と船越氏は述べて、北朝鮮側との交渉はいつでも歓迎であり、これはアメリカのソン・キム米国北朝鮮担当特別代表および金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長との一致した見解だと付け加えた。

ソン・キム氏もまた、アメリカ政府はいかなる不測の事態にも備えができているとした上で、「アメリカの立場は変わらない。我々の目標は、朝鮮半島の完全な非核化だ」と述べた。

日本の外務省はこの後声明を出し、3か国は北朝鮮の最近の行動に対し、強い懸念を抱いているとした。
北朝鮮は今年に入り、異例の頻度でミサイル実験を繰り返している。

8月中旬、北朝鮮はアメリカと韓国が数年ぶりに大規模な共同野外演習を再開したことを受けて、同国の西海岸から巡航ミサイルを2発発射した。北朝鮮はこの演習を以前から戦争の予行演習だとして非難してきた。

韓国の金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長はハワイでの会合後、北朝鮮が核実験を強行した場合、「ソフトな」対応では済まないという点で日米の代表者と合意したと述べた。詳細については明らかにしなかったが、韓国政府はこれ以前に制裁の強化に言及したことがある。

さらなる懸念は、北朝鮮が冷戦時代からの同盟国であるロシアに武器を売却するのではないかということだ。

ホワイトハウスは火曜日、取引がすでに行われたという証拠はないものの、ロシアが「文字通り数百万の」砲弾やロケット弾を北朝鮮から購入する可能性があると明らかにした。

ロイター

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