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クルド人500名、日本の出入国管理法案の撤廃を求める

昨年、日本で難民認定を受けた人数は200名であり、これは過去最高であった。(ANJ)
昨年、日本で難民認定を受けた人数は200名であり、これは過去最高であった。(ANJ)
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26 Apr 2023 03:04:45 GMT9
26 Apr 2023 03:04:45 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:火曜日、有効な在留資格がない外国籍の人々の強制送還を強化する出入国管理法の改正案が衆議院で審議入りしたのを受け、約500名の在日クルド人が、国会議事堂の前に集まった150名の日本人に交じって抗議をした。

最大与党自民党は、日本での難民申請を最大2回に制限する修正案を検討している。3回目以降の申請では、難民申請者は、強制送還から保護されなくなる。

この法案については、日本国内外で懸念が表明されている。昨年、日本で難民認定を受けた人数は200名であり、これは過去最高であった。

この出入国管理法案は、ビザを持たないクルド人や彼らの子供たちが直面する困難を浮き彫りにした。彼らは通常、トルコから来ており、帰国することが困難であると考えられている。トルコ政府が帰国を許可しない可能性があり、多くのクルド人は帰国すれば命が危険にさらされると考えている。

火曜日に抗議した人々には、色鮮やかなヘッドスカーフをした女性たちが多くいた。そのヘッドスカーフは、新移民法が撤廃されるよう求める意を示している。

彼らの子供達の多くは、日本で生まれ両親の国の言語を話さない。場合によっては、数十年にわたって日本に居住しているにもかかわらず、親が居住ビザを持っていないために、社会保障の法的な恩恵を受けることができず、子どもたちが教育を受けられない状況になっている場合がある。月曜日、参議院で9名のクルド人の子供達と野党議員たちの間で、会合が開催された。

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