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日米韓首脳会談、定例化も=2種類の文書発表へ調整―エマニュエル大使インタビュー

日米韓は会談で、2種類の文書を発表する方向で調整しているという。
日米韓は会談で、2種類の文書を発表する方向で調整しているという。
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02 Aug 2023 08:08:05 GMT9
02 Aug 2023 08:08:05 GMT9

エマニュエル駐日米大使は2日、東京都内で時事通信のインタビューに応じ、18日にワシントン近郊のキャンプデービッド山荘で開催される日米韓首脳会談について、「歴史的会合」であり、今後年1回のペースで定例化されるとの見通しを示した。日米韓は会談で、2種類の文書を発表する方向で調整しているという。

国際会議に合わせるのではなく、会談のためだけに日米韓の首脳が集まるのは初めて。エマニュエル氏は「(日米韓の連携強化は)最も重要な政治的、外交的到達点の一つであり、地域における戦略的転換を意味するものになる」と強調。「年1回開催の始まりになる」と語った。

また、会談に合わせて「包括的」内容と「通常の共同声明」の2種類の文書を用意しているとし、「国家安全保障と経済安保に言及するだろう」と明かした。会談では、北朝鮮核問題のほか、「核の傘」を含む米軍の戦力で同盟国を守る「拡大抑止」、戦略物資のサプライチェーン(供給網)再構築などが議題になるとみられている。

エマニュエル氏はこのほか、キャンプデービッド山荘に関し、ルーズベルト大統領が第2次大戦中にチャーチル英首相を招いたり、イスラエルとエジプトの和平合意の舞台になったりした場所で、「豊かな歴史がある」と説明。バイデン大統領が外国首脳を同山荘に招待するのは初めて。

岸田文雄首相が拉致問題解決に向け北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との会談実現を目指していることを巡っては、「拉致問題に関する日本の取り組みを支持するというのが米国の長年の政策だ」と述べるにとどめた。

時事通信

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