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クウェートでアビガン治験=1000人規模で―富士フイルム

参加者は最大1000人程度に上る見通しで、新型コロナ治療薬としての有効性や安全性を確認する。(AFP)
参加者は最大1000人程度に上る見通しで、新型コロナ治療薬としての有効性や安全性を確認する。(AFP)
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20 Jul 2020 06:07:27 GMT9
20 Jul 2020 06:07:27 GMT9

富士フイルムなどが新型コロナウイルスの治療薬候補「アビガン」の臨床試験(治験)を7月中にもクウェートで始めることが20日、分かった。参加者は最大1000人程度に上る見通しで、新型コロナ治療薬としての有効性や安全性を確認する。有効なデータが得られれば、日本での承認申請に活用する可能性がある。

クウェートで実施する治験は、アビガンの海外での製造や販売権を独占的に付与されたインドの大手製薬会社、ドクター・レディーズ・ラボラトリーズが主体となり、実施する。富士フイルムは治験薬の提供などで協力する。 

アビガンをめぐっては、富士フイルム子会社の富士フイルム富山化学(東京)が参加者96人を目標とした国内での治験を3月末に始めた。6月末に終える計画だったが、治験対象者の減少で、終了時期がずれ込んでいる。

JIJI Press

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