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ヨルダン、新型コロナウイルス感染症患者の増加を受けて再び学校を閉鎖
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10 Mar 2021 03:03:29 GMT9
10 Mar 2021 03:03:29 GMT9
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- 昨年のパンデミックのさなかに閉鎖措置が講じられて以来、先月再開を始めたばかりだった
ライード・オマリ
アンマン：ヨルダンで学校が再開されてからわずか１カ月、当局は10日（水）から改めて発表するまでの間再び閉鎖すると９日（火）に宣言した。
ヨルダンでは新型コロナウイルス感染症の患者が増加しており、当局は引き続き急速に感染が拡大した場合には予防措置を講じると以前から警告を発していた。
９日（火）には新たに感染患者7,072人が確認され、ヨルダンの合計感染者数は442,202人となった。新型コロナウイルス関連疾患によりさらに59人が死亡し、合計死亡者数は5,046人となった。
ヨルダンの学校は昨年パンデミックのさなかに全国的な閉鎖措置が講じられて以来、２月７日に再開を始めたばかりだった。まず幼稚園から、それから１年生、その後「タウジヒ」と呼ばれる大学入試検定試験の学年、そして他の学年という順番で３月７日（日）までに段階的に対人授業の再開を予定していた。しかし当局は多数の生徒と教師がウイルスに感染し家族にも感染拡大しているとして、第２段階は保留となった。
１月中旬に全国的なワクチン接種を開始したヨルダンは、まず１千万人の人口の20%を接種する予定としている。しかし当局によると、ワクチン不足により進捗が遅れているという。
ナシル・オベイダト保健相は、ヨルダンは他の多くの国と同様に十分な量のワクチンの確保に苦労しているが、製薬会社との契約および世界保健機関（WHO）のCOVAXプログラムにより今月追って供給の予定があると述べた。COVAXは発展途上国や中収入国を含むすべての国の人々が等しくワクチン接種を受けられることを目指すプログラムである。
ビシェル・アル＝ハサーウネ首相は１月、ヨルダン政府がファイザー・バイオンテック製コロナワクチン100万回分の購入契約を締結し、COVAXを通じてさらに200万回分を確保したとともに、さらなる供給量を確保すべく交渉を進めていると国会に伝えた。
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