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イランは、核作業に関するIAEAの見解は「間違っている」と発言—ミザン通信社

国連の核監視機関、国際原子力機関(IAEA)は1日、イランが事前の説明なく最新設備によるクラスター2基の相互接続に変更を加えていたと批判した。同設備では最大60%の純度へのウラン濃縮が可能である。(ファイル/AFP)
国連の核監視機関、国際原子力機関(IAEA)は1日、イランが事前の説明なく最新設備によるクラスター2基の相互接続に変更を加えていたと批判した。同設備では最大60%の純度へのウラン濃縮が可能である。(ファイル/AFP)
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02 Feb 2023 10:02:57 GMT9
02 Feb 2023 10:02:57 GMT9
  • フォルドゥは機密性が高く、イランと主要国による2015年の核合意により、同所での濃縮は禁止されていた。

ドバイ: 2日、司法機関のミザン通信社によると、イランは、テヘランの核開発に関する国際原子力機関 (IAEA) の最新の見解は間違っていると述べた。

国連の核監視機関、国際原子力機関(IAEA)は1日、イランが中部フォルドゥの燃料濃縮プラントで、事前の説明なく最新設備によるクラスター2基の相互接続に変更を加えていたと批判した。同設備では兵器級に近い最大60%の純度へのウラン濃縮が可能である。

イランのムハンマド・エスラミ原子力庁長官は「国際原子力機関(IAEA)の査察官の解釈は間違っていたが、それを機関に報告した…我々は同日にすぐに同機関に説明をした」と発言した。

ロイター通信が確認した国際原子力機関(IAEA)加盟国への機密報告書では、国際原子力機関(IAEA)はIR-6遠心分離機のカスケード2基が「イランが国際原子力機関(IAEA)に申告した運転モードと大幅に異なる方法で相互接続されていた 」と述べるにとどまり、カスケード間の相互接続の具体的な変更内容については明らかにしていない。

フォルドゥは機密性が高く、イランと主要国による2015年の核合意により、同所での濃縮は禁止されていた。2018年に米国の合意離脱を決めイランに対する制裁を再開して以来、イランは核活動に関する合意による制限の多くを無視してきた。

協定を復活させるためのイランと世界の大国との間の交渉は、9月以来停滞している。

ロイター

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