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サウジアラビア 武装組織フーシをテロ組織に指定する安保理決議を歓迎
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01 Mar 2022 12:03:45 GMT9
01 Mar 2022 12:03:45 GMT9
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アラブニュース
リヤド：28日、サウジアラビアは国連安保障理が武装組織フーシをテロ組織とする決議を下し、さらに、これまで特定の個人と企業に限られていた既存の武器禁輸措置の対象をイランの支援を受けるフーシの全構成員に拡大したことを歓迎する姿勢を示した。
サウジアラビア外務省はこの決議がテロ組織であるフーシ民兵と支持者らの活動に終止符を打つ一助になることを期待していると、サウジ通信社が報じた。
また同通信社は、今回の決議によってフーシ派の危険性を無効化し、同組織へのミサイル、ドローン、武器の供給、そして、サウジアラビアとUAEの民間人や経済施設を標的とし、国際輸送路を脅かしている紛争の資金源となるイランからの資金供給を断つことができるだろうとも報じている。
外務省は、国連イエメン担当特使の取り組みを含め、湾岸イニシアチブと包括的国家間対話の成果、そして決議2216号を含む関連安保理決議に基づくイエメン危機の包括的政治解決に向けた努力について、改めて支持を表明した。
UAEのラナ・ヌッセイベ国連常駐代表は、決議案の可決と、フーシの「目に余る違反行為と凶悪な攻撃」への対応として同組織全体がイエメン制裁リストに加えられたことを歓迎する意向を示した。
この対応はフーシ派の軍事能力を低下させ、海上輸送路や国際貿易を脅かす民間船舶に対する敵対行動を阻止するために役立つだろうと、ヌッセイベ氏は述べた。
また同氏はフーシ派に対し、国境を越えて行われているテロ攻撃を停やめて交渉のテーブルに戻り、正当な政治プロセスに参加するよう呼びかけた。
UAEの提出により採択された安全保障理事会決議2624号は、イエメン国外からフーシへの武器および兵器部品の供給が、2015年に可決された決議2216号に基づく武器禁輸措置に違反する形で継続していることを非難するものだ。同決議はすべての国連加盟国に対し、「陸路および航路による武器・兵器部品の密輸入に対抗し、武器禁輸措置の実効性を確かなものとする」取り組みを強化するよう求めている。
15の安全保障理事国のうち11か国が今回の決議案に賛成票を投じ、アイルランド、メキシコ、ブラジル、ノルウェーは人道的懸念から棄権した。
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