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日本の作曲家によるアンドロイドパフォーマーが、2020年 ドバイ国際博覧会にて世界初演へ

日本館主催となるこの演奏は、アンドロイドパフォーマーのオルタ3を、渋谷氏のピアノとコンピューターが囲む形で行われる。(提供)
日本館主催となるこの演奏は、アンドロイドパフォーマーのオルタ3を、渋谷氏のピアノとコンピューターが囲む形で行われる。(提供)
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15 Feb 2022 07:02:22 GMT9
15 Feb 2022 07:02:22 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:日本の音楽家、作曲家である渋谷慶一郎氏による新作アンドロイド・オペラ®︎ 『MIRROR』の世界初演が、3月2日に2020年 ドバイ国際博覧会(ドバイ万博)で行われる。

日本館主催となるこの演奏は、アンドロイドパフォーマーのオルタ3を、渋谷氏のピアノとコンピューター、藤原栄善氏らによる1200年の伝統を持つ仏教音楽の声明、45名のNSOシンフォニー・オーケストラ(NSO)団員らが囲む形で行われる。

 『MIRROR』は渋谷氏の活動の集大成であり、人や文化の多様性、最新テクノロジー、古来の伝統的な仏教音楽を組み合わせ、芸術的ハーモニーの新たなモデルを探求するものとなっている。渋谷氏のピアノと電子音、NSOの演奏に合わせてオルタ3がAI生成によるテキストを歌い上げ、高野山に伝わる南山進流声明が重なる形となる。

渋谷氏と長年に渡ってコラボレーションを続けてきたフランスのビジュアルアーティスト、ジュスティーヌ・エマール氏が、アンドロイドのリアルタイムの表情を中心とした映像プロジェクションを監督する。会場全体、そしてオルタ3に投影される照明効果により、ビジュアルエフェクトによる演出も最大限に行われる。高野山の寺院の3D映像とのミックスにより、オルタ3には印象に残る映画的照明効果が作り出され、そこにデジタルで見事に作曲された電子音楽が加わって、これまでにないハーモニー体験の形が生み出されることになる。

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