• サミットは8月22日から24日まで開催され、40人以上の国家元首や国際的な要人を迎える。
• BRICSは、政治・安全保障、金融・経済、文化の3つの協力の柱に焦点を当てている。

ラマ・アルハマウィ

ヨハネスブルグ：ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカが加盟する第15回BRICS首脳会議が火曜日にヨハネスブルグで開催される。

南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は日曜日の演説で次のように述べた： 「BRICSは、世界経済の4分の1を占め、世界貿易の5分の1を占め、世界人口の40％以上を擁する。

「BRICSは、その経済力、市場の潜在力、政治的影響力、開発協力により、世界において重要な役割を果たしている。

8月22日から24日にかけて開催されるこのサミットには、40人以上の国家元首や国際的な要人を迎える予定だ。

第1回BRICS外相会議は2006年9月、国連総会の傍らで開催された。南アフリカが参加する前はBRICsと呼ばれていた。

2009年6月にロシアのエカテリンブルクで第1回BRICS首脳会議が開催され、その1年後に南アフリカがBRICSに招かれ、2011年に中国の三亜で開催された第3回首脳会議に出席した。

BRICSは、政治・安全保障、金融・経済、文化の3つを協力の柱としている。

要人や各国首脳は月曜日にヨハネスブルグに到着する予定だ。

南アフリカ大統領は、中国の習近平国家主席が4度目の国賓訪問で南アフリカに到着する予定であることを明らかにした。

ラマポーサ大統領は次のように述べた： 「今回のBRICS首脳会議と習近平国家主席の国賓訪問、そしてブラジルのルーラ・ダ・シルバ大統領、インドのモディ首相、その他首脳会議の傍らで行われる多くの首脳との二国間協議は、他国との関係や世界における南アフリカの位置づけに関わるものだ。

BRICSの加盟国拡大が議題のひとつとなる。

ラマポーサ大統領によると、20カ国以上が正式に加盟を申請しており、他にも数カ国が加盟に関心を示しているという。

彼は次のように述べた： 「南アフリカはBRICSの加盟国拡大を支持している。BRICSの価値は、現メンバーの利害を超えたところにある。

「BRICSの努力をより効果的なものにするためには、BRICSの願望や展望を共有する他の国々とパートナーシップを構築する必要がある。

南アフリカは2023年1月1日、同グループの議長国に指名された。同国の議長国としての主なテーマは、気候変動への取り組みと経済の全分野にわたる変革への支援、教育と継続的な技能開発、アフリカ大陸自由貿易地域と対アフリカ投資の重視、パンデミック後の社会経済復興の強化、多国間主義を強化しつつ持続可能な開発目標への取り組みなどである。