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東京オリンピック関係者が来年の早い時期のテストイベントについて語る

東京オリンピック関係者、国際オリンピック委員会、日本政府は、今なお続くパンデミックで先行きが全く見通せないにもかかわらず、延期された大会が7月23日に開幕できるように世界を説得しようとしている。(AFP通信)
東京オリンピック関係者、国際オリンピック委員会、日本政府は、今なお続くパンデミックで先行きが全く見通せないにもかかわらず、延期された大会が7月23日に開幕できるように世界を説得しようとしている。(AFP通信)
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10 Nov 2020 09:11:10 GMT9
10 Nov 2020 09:11:10 GMT9

東京:東京オリンピック組織委員会は火曜日、週末に行われた体操大会に励まされ、来年の早い時期にテストイベントを開催する準備が整ったと発表した。

日曜の大会では、ロシア、中国、アメリカの選手22人が日本に入国し、東京で競技が行われた。この大会では数千人のファンが観戦した。

東京オリンピックのゲームズ・デリバリー・オフィサー、中村英正氏はオンラインのブリーフィングで、3月に始まるさらなるテストイベントに向けて計画が進んでいると語った。しかし、中村氏はそれがどのような形で行われるのか、また日本人以外の選手が参加するのかについては言及しなかった。

「COVID-19にどう対処するかについては、日本政府や東京都と一緒に議論しています。来年初めから作業を開始し、3月にテストイベントを行う予定です」と中村氏は語った。

延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催は、数十人の選手が参加する1日だけのイベントよりもはるかに難しいだろう。報道によると、同大会に参加したスタッフや選手にウイルスの陽性反応が出た人はいなかった。

日本に入国した体操選手たちは、まずホテルでの隔離に直面した。東京で選手たちはホテルの部屋に隔離され、観光のために外出することはできず、毎日COVID-19の検査を受けた。

東京オリンピック関係者、国際オリンピック委員会、日本政府は、今なお続くパンデミックで先行きが全く見通せないにもかかわらず、延期された大会が7月23日に開幕できるように世界を説得しようとしている。

IOCのトーマス・バッハ会長は今月中に東京を訪れ、特に国民や大会運営のために30億ドル以上を投じてきた国内のスポンサーを相手にこの点を強調する予定だ。バッハ氏は先月、ヨーロッパで再びウイルス感染者が増えたため、韓国訪問を取りやめた。

東京オリンピックでは、11,000人の選手が206の国と地域から参加し、2週間以上にわたって競い合う。また、夏のオリンピックには通常何万人もの関係者、審判、コーチ、メディア、放送局、スポンサー、およびVIPが参加する。

その後に行われるパラリンピックでは、4,400人の選手が参加する。

会場に何人の観客が入場できるのか、日本人以外の観客が入場できるのかは不明だ。

中村氏は、ファイザー社がワクチンの初期データでCOVID-19の予防に90%の効果がある可能性があることを示唆していると発表した月曜日のニュースについて質問を受けた。

「もちろんワクチンのニュースを聞いて、誰もが安堵感を感じたと思います。組織委員会にも同じことが言えます。しかし、今やっていることは、まだワクチンがないのでワクチンのことを考えるのではなく、検査や社会的距離の確保、そして選手をはじめとする関係者の協力に焦点を当てています」と中村氏は話した。

日本はCOVID-19の封じ込めで比較的成功しており、ウイルスでの死者は約1,800人となっている。問題は、ウイルスが蔓延している地域からの入国を認めることだ。

オリンピックは非常にコストがかかることが分かっている。組織委員会は、オリンピックの準備にかかる費用を約126億ドルとしている。しかし、政府の監査によると、その2倍の費用がかかっているという。56億ドル以外はすべて公金から支出される。さらに日本での開催が遅れていることによるコスト増は、20億ドルから30億ドルと試算されている。

オックスフォード大学の調査によると、東京オリンピックは開催費が過去最高となる夏季オリンピックだという。

AP通信

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