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日本、過去最高の520億ドルの軍事予算を計上

日本は3億2300万ドルを投じて、沖縄南西部の列島を守るための長距離対艦ミサイルの開発に着手する。AFP通信
日本は3億2300万ドルを投じて、沖縄南西部の列島を守るための長距離対艦ミサイルの開発に着手する。AFP通信
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21 Dec 2020 05:12:08 GMT9
21 Dec 2020 05:12:08 GMT9

東京:  日本の菅義偉首相の閣議は月曜日、9年連続で軍事費の増額を承認し、中国の軍事力増大に対抗するために、先進的なステルス戦闘機や長射程の対艦ミサイルの開発への資金の投入を決定した。

防衛省は4月からの1年間で、今年から1.1%増で過去最高額の5兆3400億円(517億ドル)を受けることになった国会で自由民主党が大多数を占めていることから、予算の成立はほぼ確実である。

菅氏は、彼の前任者である安倍晋三によって追求された物議を醸している軍拡を継続しており、自衛隊に新しい飛行機、ミサイル、空母を与え、近隣の中国を含む潜在的な脅威に対してより大きな射程と能力を持つようにしている。

中国は今年、軍事費を6.6%引き上げる計画で、30年間で最も少ない増加となった。

日本はより長距離のミサイルを購入し、中国や北朝鮮、その他のアジア地域の遠方の陸上目標を攻撃するために軍備を増強し、訓練することを検討している。

30年ぶりに計画されたジェット戦闘機は、約400億ドルの費用がかかり、2030年代には完成すると予想されています。このプロジェクトは、三菱重工業がロッキード・マーチン社の支援を受けて主導するもので、新予算の内、7億600万ドルを獲得している。

日本は3億2300万ドルを投じて、沖縄南西部の列島を守るための長距離対艦ミサイルの開発に着手する。

その他の大型購入には、ロッキードF-35ステルス戦闘機6機分の6億2800万ドルが含まれており、その中には、ヘリコプター空母を改造して運用する2機の短距離離陸・垂直着陸型(STOVL)B型も含まれている。

自衛隊はまた、従来の駆逐艦よりも少ない船員で運用できる小型の軍艦2隻を建造するために9億1200万ドルを得て、高齢化が進む中で新規募集・採用に苦労している海上自衛隊への圧力を和らげることになる。

日本はまた、従来の3倍の射程距離を持つ強力な新型イージス艦の防空及び弾道ミサイル防衛レーダーを搭載する2隻の新しい軍艦を望んでいる。政府は、6月に中止された陸上配備型のイージス・アショアを2基建設するプロジェクトに代わるこの計画の費用をまだ見積もっていない。

ロイター通信 

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