アラブニュース・ジャパン
東京:2017年以降、日本赤軍の創設者である重信房子受刑者は東京の医療刑務所に収監されている。
日本のマスコミによると、重信受刑者は20年の刑に服しており、2017年に八王子から昭島にある東日本成人矯正医療センターに移送された。
2006年2月23日にハーグのフランス大使館人質事件で誘拐および殺人未遂で起訴され、大阪の裁判所で判決を受けた。武装闘争はあきらめたが、常に革命家であると主張している。
日本赤軍の最高幹部だった重信受刑者は潜伏期に世界革命を構想し、パレスチナ解放戦線に近づいた。
産経新聞によると、重信受刑者は弁護士に昭島のセンターでの状況を記した手紙を書いた。がんの治療を受けた後、刑務所で懲役軽作業に従事していたが、手の痛みを訴えた。
新型コロナウイルス感染症対策が取られて以来、面会室に関する不満を漏らしているという。今もパレスチナ情勢を報じるニュースを精力的に収集している。
2022年に刑期満了となる見通し。
重信受刑者が軍事指導者だった組織は、数回の攻撃で約200人の死者を出している。