Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • 「司法手続き無視、犯罪行為」=東京地検、ゴーン被告逃亡を強く非難

「司法手続き無視、犯罪行為」=東京地検、ゴーン被告逃亡を強く非難

斎藤次席検事は「検察は法に定められた適正手続きを厳格に履行し、被告人の権利を十分に保障しつつ、捜査・公判手続きを進めてきた」と強調。(AFP)
斎藤次席検事は「検察は法に定められた適正手続きを厳格に履行し、被告人の権利を十分に保障しつつ、捜査・公判手続きを進めてきた」と強調。(AFP)
Short Url:
05 Jan 2020 03:01:57 GMT9
05 Jan 2020 03:01:57 GMT9

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)の無断出国事件で、東京地検の斎藤隆博次席検事は5日、「わが国の司法手続きをことさらに無視したもので、犯罪に当たり得る行為」と逃亡を強く非難するコメントを出した。「必ず出頭するとの誓約を自ら破り、国外逃亡したのは刑罰から逃れようとしたにすぎず、正当化される余地はない」と指摘。「逃亡の経緯を明らかにし、適切に対処する」とした。

斎藤次席検事は「検察は法に定められた適正手続きを厳格に履行し、被告人の権利を十分に保障しつつ、捜査・公判手続きを進めてきた」と強調。昨年4月25日に保釈されて以降、ゴーン被告が弁護人と自由に連絡して公判準備を行うことが可能だったことなどを挙げ、「被告人の権利が十分に保障されていたことは明らかだ」とした。 

地検は警視庁にも協力を要請し、保釈中の住居周辺の防犯カメラ映像などを解析して逃亡の経緯を捜査。身柄拘束を求め、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配している。

JIJI Press

特に人気
オススメ

return to top