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NATO事務総長、日本の防衛費拡大計画を歓迎
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01 Feb 2023 06:02:23 GMT9
01 Feb 2023 06:02:23 GMT9
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東京：NATO事務総長は1日、日本が防衛費を倍増させる計画を称賛し、この公約は日本が不安定な世界において安全保障への関与を強める決意を反映していると述べた。
イェンス・ストルテンベルグ氏は東京で講演し、日本が安全保障に新たに注力することで「平和のための」パートナーとして「より一層」重要な役割を果たすことになると述べた。
彼は東京の慶應義塾大学で行った講演で、「日本がNATOの基準であるGDPの2％を防衛に充てるという（軍事予算を）計画していることを嬉しく思います」と述べた。
日本は何十年もの間、軍事費の上限をGDPの約1%としてきたが、岸田文雄首相は昨年末、2027年度までに防衛費をGDPの2%に引き上げる計画を含む、新たな安全保障戦略を承認した。
ストルテンベルグ氏は1日に、「これは日本が国際安全保障に真剣に取り組んでいることを示しています」と述べた。
中国や北朝鮮からの脅威の高まり、そしてロシアのウクライナ戦争によって、日本では軍事費拡大に対する国民の支持が高まった。
ストルテンベルグ氏は、ロシアの戦争は世界的な問題であり、アジアの安全保障の状況にも影響を及ぼしていると強調した。
彼は、ロシアのプーチン大統領がウクライナを「完全に過小評価していた」とし、NATO諸国が強い結束でウクライナを支援していると述べた。
NATOは中国を敵対国とは見ていないと強調する一方で、中国政府の軍備増強と野心は対処すべき問題であると述べた。
「今日、何十年にもわたって我々を守ってくれてきた世界秩序が脅かされています。ロシア政府と中国政府は、権威主義的な反抗行為の最前線にいます」とストルテンベルグ氏は述べた。
「より危険な世界において、日本はNATOを頼りにしてください」と彼は述べた。
AFP
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