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バイデン米大統領、東エルサレムのパレスチナ人病院に1億ドルの資金提供を約束
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15 Jul 2022 08:07:04 GMT9
15 Jul 2022 08:07:04 GMT9
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- 米大統領のこの約束は、マフムード・アッバース大統領との会談に先立ってなされた
- 資金は米連邦議会の承認を受けた後、数年間にわたって提供されるとみられる
エルサレム：ジョー・バイデン米大統領は金曜日、パレスチナの医療サービスの支援を目的とした複数年にわたるコミットメントの一環として、東エルサレムの病院を支援するために追加で1億ドルの資金提供を行うことを約束した。
バイデン大統領は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領との会談に先立って、東エルサレムのオーガスタビクトリア病院においてこの約束を行った。大統領との会談後に中東訪問の最初の訪問地を去りサウジアラビアに向かう予定だ。
バイデン大統領は、「本日、これらの病院と、パレスチナの人々のために働くスタッフの皆様を支援するために、米国が追加で1億ドルを提供すると発表できることを嬉しく思う」と述べた。
この資金は米国連邦議会の承認を受けた後、数年間にわたって提供されるとみられる。
バイデン大統領はこの6つの病院を「パレスチナの医療システムのバックボーン」と評した。
2018年にはトランプ政権が、より広範なパレスチナ援助停止の一環としてこれらの病院への支援を2500万ドル削減していた。バイデン大統領は就任以来援助の多くを復活させているが、10年以上前に決裂したイスラエルとパレスチナの和平プロセスの再開を進展させることはできていない。
この病院のCEOであるファディ・アトラシュ医師は、バイデン大統領の訪問を「パレスチナ人を支援するという勇気ある表明」と評した。
イスラエルは、国際的には承認されていない方法で東エルサレムを併合し、エルサレム全体を同国の首都とみなしている。パレスチナ人は東エルサレムを将来の国家の首都とすることを望んでおり、この都市の帰属が100年来の対立の中心にある。
資金不足のパレスチナ自治政府がパレスチナ人のための先進医療への資金捻出に苦労する中、エルサレムでのパレスチナ人の存在を象徴している東エルサレムの6つの病院は近年資金難に直面している。
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